【2019年最新版】海外インターンでかかる実際の費用@シンガポール
2019.08.26
インターンブログ
こんにちは。ビジネスのHUB(中心:シンガポール政府がよく使うワード)として話題のシンガポールの会計事務所でインターンをしている現役大学生TKです。
今回の記事では
海外インターンでかかるリアルな総費用@シンガポール(2019年版)
を現場からお伝えしていきたいと思います。
海外インターンでかかる総費用は最低45万円、最大で100万円超も!?
現地では生活費として、1ヶ月あたり最低でも約1,600ドルから最大では約6,000ドルの費用がかかると見込まれます。
これらを加味しますと、以下のようになります:
この方程式を使って計算して、平均的な海外のインターン期間を2ヶ月間として仮定しますと、
海外インターンの総費用は日本円にして、最低でも約45万から約100万超えになります。
・現地で必要な費用(1ドル=約80円計算)2019年8月現在
住居:
①一般的な住居を契約する場合: 800ドル〜1,600ドル(6万円〜13万円)/ 1ヶ月
②ホステルやホテルで宿泊する場合:20ドル~150ドル(2千円〜1万2千円)/ 1日
交通費:2ドル(160円)/1日
携帯通信費:約15ドル〜25ドル(1,200円〜2,000円)/1ヶ月
交遊費、生活用品費など(雑費):約200ドル〜500ドル(1万6千円〜4万円)/1ヶ月
・渡航前に必要な費用
Visa発行費(Working holiday Visa):一律205ドル(1万6千円):2019年8月時点
海外保険費(Option): 3万円〜6万円
インターン仲介会社への費用(Option):10万円〜20万円
改めてなかなか多くの費用がかかりますね。。
シンガポールでの海外インターンは3ヶ月以上かどうかで住居の選択肢が変わる!?
基本的にインターン生のような学生が海外で滞在する方法として
・一般的な住居(シンガポールの場合はHDB、コンドミニアム)
・ホテル、Airbnb
・ホステル、学生寮
の3つが主にあげられると思います。
ところで海外インターンを考えている学生の中では、「3ヶ月間も取れない」、「1ヶ月半ぐらいがいい」というようなことを悩んでいる学生もいると思います。
しかし現在シンガポールでは、短期滞在者への宿泊地の提供に関して規制が厳しく、3ヶ月未満の短期滞在契約のために私有地を貸し出すことが原則禁止(※)されています。
それ故シンガポールの法律上、HDBの契約は最低6ヶ月、コンドミニアムの契約は最低3ヶ月以上からという定めがあり、国外から3ヶ月未満の契約を交渉するのは非常に厳しいです。また学生寮も3ヶ月以上の契約からしか受け付けていないという現状があります。
同様にAirbnbに関しても規制が厳しく、シンガポール政府の法定機関であるURAが2019年5月に発表した記事では上記の(※)が継続されているとの情報が出ています。
ただ中には、Airbnbに泊まっている強者がいるというのもネット上にありましたが。。
これから住居を探す方はしっかりと現状の規制を調べた上で、住居を探された方がいいと思います。
そのため結果として現状では、3ヶ月未満のインターン希望の方は、ホテルまたはホステルで住居を確保することになると思われます。
私の場合は3ヶ月間の海外インターン契約だったので、シンガポールの一般的な住居(HDBやコンドミニアム)を借りました。
ホテルより圧倒的にホステルの方が費用の面でお得
近年、シンガポールは海外からの旅行先としても人気です。そのためホテル価格のインフレがとても激しいです。まさに東京の都心並かそれ以上です。
さほど綺麗ではないホテルでさえ、一泊で100ドル(8,000円)ぐらい取られてしまいます。
私と同じ時期に海外インターンを始めた仲間がいたのですが、その方はインターンの契約が1ヶ月半だったためホテル住まいでした(契約期間が短かった為、一般的な住居が借りれなかったというのと安全性の問題でホテルにしたそうです)。
その結果、最終的な費用が住居だけで70万近くになったそうです、、、冷汗。
それに比べると安全性などの面ではもちろんホテルに劣りますが、ホステルで住むというのもお金を節約したい方は有りだと思います。(弊社のスタッフも一泊20ドルのホステルに1週間ほど滞在して、普通に快適だったそうです。)
ガッツがある方はホステルはオススメです。
インターン生にとっては食事の費用管理が難しい?
食費に関しては、1日あたり20ドル程を見込んでおいた方がいいと思います。
契約している住居によりけりですが、短期滞在がほとんどであるインターン生にとって食事は大きな問題です。ホテルなどではもちろん自炊は厳しいですが、HDBやコンド、ホステルといった滞在先で調理器具がないと言うのもよく耳にします。実際私が契約している住居(コンド)ではありませんでした。
となると、新たに調理器具、調味料を1から揃えるのは面倒だ、毎日出社して自炊する元気がない(これには私見が含まれています)。その結果、1、2ヶ月の間、外食となるわけです。ここで問題なのは、外食は高いのかということでしょう。
結論
・日本食やショッピングモール内のレストランだと高額(15ドル〜25ドル)
なので、外食で安めに抑えたい場合は、ホーカーやパン屋で安く食事を済まし、たまに日本食などを食べに出かけるというのがいいでしょうか。
交通費、携帯通信費は日本より少しお得?
シンガポールは公共交通機関が安いというので有名です。基本的に通勤やショッピングに出かける時は、バスや電車を使うのですが大体どこに行くにしても片道1ドル以内です。空港はシンガポール中心部から離れているのですが、その間でさえも片道3ドルぐらいです。
バスの運賃も電車と同じ相場なので、1日2ドル前後を見積もれば安心でしょう。
※シンガポールの交通機関について以前弊社のインターンブログでご紹介しているので是非そちらもご覧になってください。
携帯通信費に関しては、インターン生など短期滞在の方には、月額のプリペイドSimカードがオススメです。私の場合は、シンガポール大手通信会社Singtelのプリペイドを契約しています。また私の場合、シンガポール内で電話を使わず、日々基本的にWifiを使うためギガ数もさほど使わないので(3GB契約)、月額13ドルで済んでいます。
その他、ギガ数の大きなプランを契約したとしても、25ドルぐらいです。
弊社インターン生にかかった費用の一例をご紹介します!!
シンガポールでの滞在期間が異なっており、さらにYさんはホテル先選びで少し失敗してしまったため、高額になっておりますが、やはりホテル住まいだとどうしても高くなってしまうみたいですね。
【結論】費用がかかるシンガポールでのインターンは覚悟と目的が必要
短期的に滞在するインターン生にとっては、住居も食事も選択肢が限られ、長期的に滞在する場合と比べて、多くの費用がかかってしまう場面が多いように思います。
日本国内でのインターンと比べ、海外インターンはより多くの費用がかかってしまうので、費用対効果を意識するのであれば、覚悟と目的を持って海外インターンに臨む必要があるのかと思います。
長くなりましたが、今回の記事はこのあたりで終わりたいと思います。
最後まで目を通していただきありがとうございました!
以前に、インターン業務の内容やインターン生の1日の流れ、シンガポール交通機関の紹介といった弊社のインターンブログも投稿していますので、ご興味のある方は是非読んでみてくださいね。
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