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シンガポール概況と日系企業の進出動向(2016年8月)

2016.09.22

その他(日々のニュースや日常)

先日ご一緒させていただいたJETROさんから、掲題の最新情報がアップされてますね。

 
 
以下、ダラダラと感想。

 

 

■ビザについて、EPが厳しい厳しいと言われているけど増加し続けていて、「またEP却下されたよ!外国人増やすんじゃないのシンガポール政府?わけわかんないなあ。」って言っている我々は、偏ったサンプルだけを見た意見なんだなあと。ビザごとの人数をみても、全体的に外国人(EPも)が増えているのは明らか。

 

 

■逆にPRを見てみると、全く増えていないどころか2010年で急増して以来、数はほぼ横ばい(微増したり微減したり)。つまりPRを返上した数ぐらいしか新規で出していないのではないか。。。うーむ。参照

 

 

■PR返上する人なんてそんなにいないだろうから、そう考えると今後PR取得できる人というのは富裕層ぐらいに限られてくるのではないだろうか。。。一般人がPR取得できるのはかなり困難な状況。。。

 

 

■シンガポールも日本と同じくらいに少子高齢化と認識していたけど、老齢人口が占める比率は現時点で日本26.3%、SG11.7%と、比べ物にならないぐらいに日本の方が老齢化が進んでいる。シンガポールは外国人の出し入れで新陳代謝できるけど、日本はどういう対策をとるのだろうか。

 

 

■フィンテックなどのド本命産業でこれから世界一になるテック企業が出てくるだろうけど、ヒトモノカネジョウホウの移動が凄まじく身軽になったこの時代に、税率(法人税、所得税)の高い国でそういう世界一のテック企業が出現することはますます無くなってくるなあと。マーケットはデカくて言語と文化で閉鎖しても生きていける国、日本やインドネシアあたりにそういった世界一のテック企業ができることは無さそう。

 

 

■シンガポールの日本商工会議所の会員数はこの半年(2016年上期)で純増2社か。うむ。JCCIの役割というのも問われるところですな。

 

 

■日系大手法律事務所のシンガポール進出状況という分析に1ページ割かれている。ふと考えると、会計事務所は国際ファームが日本国内でも大手なのに法律事務所が国際ファーム化していないというのは興味深い。

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