Sパス不正受給で取締役に罰金
2016.07.11
ビザ(EP等)など労務関連
似たような話題が多いですが、重要ですので啓蒙の意味も含めてこの話題は繰り返しご案内。
Sパスの不正受給で建設会社の取締役が21,000ドルの罰金を受けました。
月額給与2,200ドルと申請してSパスを発行したものの、実際には800ドルをキックバックさせて実質的に1,400ドルしか支払っていなかったという話。従わなかったら国へ還すぞ、と脅してた模様。
2014年から55人の雇用主がビザ不正受給で処罰を受けています。2年以下の懲役及びもしくは20,000ドル以下の罰金、今回のようなキックバック不正受給の場合は意図的で悪質であるという扱いなのか、罰金は30,000ドル以下となります。
ちなみに、明らかな不正という場合は論外ですが、オーナー経営者のEPで、自分の給料をずっと未払いの方、EP更新の際に後悔することになり兼ねませんので気をつけてくださいね。
Company director fined S$21,000 for inflating salaries in work pass applications