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日本は子供を作る環境にない

2016.06.12

その他(日々のニュースや日常)

最近、小さい子供を二人持ち、三人目を妊娠されている女性と話す機会がありまして、「日本に住んでたら絶対に三人目はあり得ない。」と言うので、少子化解決のヒントになるのではないかと思い、何故そう思うのかの原因をヒアリングし整理してみました。

 

結果、
 

 


①1歳半から学校に放り込める

 

これが一番大きいとのこと。日本は幼稚園は満3歳の4月からようやく入園可能になると思いますが、シンガポールは基本的に1歳半から入園できます。イヤイヤ期の2歳児や、年が近い場合は二人の子供と24時間一緒なんてノイローゼになると。日本にもインターナショナル校や保育園などあるものの地域が限定的だったり、待機児童の問題もあったりで、日本の場合は「望めば入れるという環境ではない」と。日本では、働くことはおろか専業主婦ですらとてつもない子育てのストレスと戦い続ける毎日。

 

 

②メイドがいる

 

 

シンガポールでは、家事を全て任せられて子供の面倒もみてくれる住み込みメイドを雇うことが可能です。日本では事実上不可能。これはいざ子供が産まれて家事をしてみると分かりますが、家事と子供の面倒を見るのが同時多発的に起こる(夕飯の支度など)場合に特に威力を発揮します。ご飯を作っている時に二歳児が足にまとわりついて号泣、ということからオサラバできます。

 

 

③旦那が長時間労働しない

 

 

基本的に旦那は夕飯時には帰宅できて、家族と一緒に夕飯をとり、子供と一緒にシャワーに入ったり宿題を手伝ったりすることが可能です。日本だと通勤時間も長いし残業ありきの雇用が常識なので実現不可能。

 

 

 

こういったことを考えていくと、少子化の解決策としてよくありがちな「働くママに優しい環境作り」というのは的外れなんではないかと思えてきます。つまり、専業主婦ですら子供を作りたいと思えない環境なわけで、ワーキングマザーはもう一歩先の段階なのではないかということです。

 

 

 

0歳児と2歳児と24時間一緒で、泣き叫ぶ2歳児を横目に0歳児のおむつを替えて、家事をこなしながら昼食を用意し、2歳児にはご飯とみそ汁、0歳児には離乳食を用意し、食後は雑巾で床の掃除と食器洗い、、お昼は公園に遊ばせに行き、流行りの知育にも精を出しつつ夕飯も一人で準備して、お風呂に入れて寝かしつけて疲れて連れ寝。知らない頃に旦那が帰ってきて、0歳児が夜泣きした時に旦那の帰りを知る。。。

 

 

みたいな。

 

 

そら子供も作らんわ、と思いますね。

 

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