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東南アジアのユニコーン企業

2016.03.29

その他(日々のニュースや日常)

最近、「ユニコーン企業」という言葉が定着しつつあります。ユニコーン企業とは、非上場企業でありながら企業価値が1,000ミリオンドル(1250億円ほど)以上であるベンチャー企業をいいますが、東南アジアにもユニコーン企業は多いです。

 
 
いまさらですが、考えてみると、人口6億人以上を抱える東南アジアでは、その人口の多くが労働生産人口(要するに仕事バリバリできる現役世代)が占め、そして先進国といわれる国はシンガポールぐらいしかなく経済成長率は総じて高い、そんなASEANがこれからの世界経済、少なくとも成長率という意味においては世界を引っ張っていくのは間違いありません。しかも、日本とほとんど時差もないというこの立地からしても、我々日本人がASEANに張らない理由が見当たりません。

 

 

話がそれましたが、下記、東南アジアのユニコーン企業7選です。平均の社歴は6.5年と若い会社ながら時価総額1,000億円以上をつけていると言われます。日本のユニコーン企業の代表格のメルカリと同様に「インターネット上でプラットフォームを整備し、あとはユーザーが反復利用して企業価値を上げる」というモデルばかりです。

 

 

■Garena
シンガポール、ゲームプラットフォーム、2009年創業

 

 

■GrabTaxi←今はGrabに名称変更済
マレーシア、配車アプリ、2011年創業

 

 

■Lazada
シンガポール、マーケットプレイス、2011年創業

 

 

■Razer
シンガポール、ゲームハードウェア、2005年創業

 

 

■Tokopedia
インドネシア、マーケットプレイス、2009年創業

 

 

■Traveloka
インドネシア、マーケットプレイス、2012年創業

 

 

■VNG
ベトナム、ゲームプラットフォーム、2004年創業

 

 

楽天ですら撤退した東南アジアのマーケットプレイス市場や、GrabやUberなどプレーヤーも多い配車アプリなど、誰が勝ち残るか興味深いですね。とはいえ、ある意味では東南アジアも日本も中国ですら、まだまだ米国のタイムマシン事業でしかない、そんな気もしますね。

 

元記事こちら

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