外国人の数、日本人の数
2016.03.19
その他(日々のニュースや日常)
2015年末のシンガポール在住の外国人の数が出ました。
http://www.mom.gov.sg/documents-and-publications/foreign-workforce-numbers
一般的に日本人が取得するビザであるEPも含めて全体的に増加してますね。現在、外国人も含めて人口550万人のシンガポールですが、長期的には人口1,000万人を目指しています。
シンガポールは、日本と同様に少子高齢化に悩まされている国なので、出生率向上対策も進めてはいますが、さすがに国民の自然増だけで人口が倍になるのは難しいのでまだまだ外国人も受け入れる。そういう状況がこうやってデータを見ると明らかですね。
EPの承認は年々厳しくなっているようにも感じますが、外国人は年々増え続けている。ひょっとしたら日本人だけ減っているかも?と思う方はシンガポール日本大使館の「在留邦人数調査」を見るといいかもしれません。2015年10月1日で日本人は36,963人で前年比981人増。日本人も引き続き増加し続けています。
http://www.sg.emb-japan.go.jp/ryoji_TODOKE_toukei_j.htm
「少子化を止められない」+「人口増やしたい」
であれば外国人受け入れるっきゃないですね日本も。ただ、経済成長するためには人口が増えるべきというのは一般論のところ、人口減を受け入れて国を最適化させるというのも一つの生きる道という気もしますね。
老人だらけの国で子供一人一人がより貴重になれば、子供一人にかけるお金や時間や教育の水準は上がるでしょうし、そうなるとこれからやってくるロボット社会、つまり能力の高い一人の人間が創り出す富がどんどん巨大になっていくというこれからの世界において、いかにスーパーサイヤ人的な人材を一人でも多くつくるかが国の競争力の源泉になるのかもしれません。10,000人の従業員を抱える工場よりも1人の超優秀な人がロボットを使って生産する工場の方が生産効率高いみたいな、そんな世界もそう遠くないでしょうからね。
とまあ、最後はなんのこっちゃという話題ですけれども。。