蚊の繁殖を止めろ!
2016.03.06
その他(日々のニュースや日常)
シンガポールは東南アジアのど真ん中、赤道直下ですので当然一年中気温は30度前後でそこそこ暑いです。しかも湿度も高いので、放っておくといわゆるジャングル的な環境ですので、「蚊」がいるわけです。
しかしシンガポールは国策として「蚊をいかに繁殖させないか」というのを考え実行しており、国立公園のような広い公園なんかではさすがにいるものの、人々の住居、特にコンドミニアムと呼ばれるマンションの敷地はかなり蚊が少ないです。
というのも、コンドでは通常、1週間に1回、共用施設(プールとか遊び場とか通路とか)を含めてコンドの施設内で殺虫剤を全面的に散布しますし、定期的(四半期とか、半年ぐらいですかね)に各家庭にピンポーンと誰か(たぶん環境庁が外注している業者かボランティアの一般人)がやってきて、「悪い子いねがー?」というナマハゲのごとく、「水を貯めているような入れものや花瓶とかないか?」というのを確認しにきます。実際には玄関口で「大丈夫。無いよ。」と言えば済みますが。
そんなシンガポールでも、やはり「放っとくとジャングル」という環境には抗えず、蚊は発生します。2月の気温が例年より高かったことや、米国で流行しているジカ熱やデング熱の脅威もあって、3月14日以降は蚊が繁殖していることが分かった家庭に200㌦の罰金を科すということになりました。
皆様お気をつけてー(*´з`)