当然、弊社のクライアントもお困りの方も増えてきています。でも、「基準を満たす人に必ずEP承認を出す」と、外国人の人数をコントロールできなくなってしましまうのでどうしてもブラックボックスは残さざるを得ないんですね。

例えばEP審査の基準が明確にあって、それが公開されていたとします。例えばですが、基準をクリアしている日本人1万人が同時にEP申請してきたとすると、全員に承認を出さなければならない。となるとシンガポール在住者の民族比率も外国人比率も歪むし、いきなり人口が1万人増えることになるので不動産市場やらICAの手続きやら、様々なところに負荷もかかる。

なので、「ほぼ同じような申請内容なのに受かる人もいるし落ちる人もいる」というのは、どうしようもないんですね。実際、MOM審査結果には必ずしも統一感はありませんが、傾向はありますので、そこを突くしかないです。