シンガポールの地下鉄MRT
2015.12.25
その他(日々のニュースや日常)
昨日、お客様からの御依頼を受けた重要な雑用のため、シンガポール国内をMRT(地下鉄)でAにいきBに行きAに戻りCに行き、というような動きをしておりました。
久々にランチタイム前後の満員電車(ランチタイムに電車に乗ってランチに行くシンガポール人も結構多い)にも乗ったんですが、相変わらず色々と感じることがありました。
まず人が多かったのでホームで列の後ろの方に並んで電車を待つ。ようやく電車が到着、車両に乗り込むものの、列の前の方に並んでいて先に車両に乗り込んだシンガポール人達は車両の奥の方に行かずに乗り込んだ直後のドアの前あたりの一番混むところに立ちどまっている。。。。
ドアから一番遠い車両の繋ぎ目付近や座席の真ん中あたりの前のつり革のあるところは空いていてドア付近だけ激混み。
それを見て一回電車を見送って次の電車を待つ決断をするホームの人達、、、。
そんな満員電車の中、よく見ると優先座席が一席だけぽっかりと空いている。唯一そこに座れそうなポジションにいる目の前の若い男性は何故か頑なにつり革につかまり、立ち続けている。
まわりにお年寄りなど見当たらず。「いや、公共の利益のためにキミは座るべきだぞ、、、、」と心の中でつぶやいていると、、
ようやく次の駅に到着。
満員電車からぞろぞろと降りる大量の人達。ドア付近にいる「まだ降りない人」はそのままドア付近に突っ立ったままで大量に降りる人の移動の邪魔になっている状況。そして車両の奥の方から降りてくる人が降りる頃にはドアが閉まりそうな状況。
そんな満員電車を降り駅の出口に向かう人々。平日の真昼間なのに一人で歩いている人も超スピード遅い。しかも横に広がって歩いているので追い抜くこともできずこっちもそのスピードに付き合う状況。うむ。この人達はどこか目的地に移動するのが目的で歩いているのではなく歩くのが目的で歩いているのだな、と自分を納得させる。
そんなシンガポールで今月、MRTの駅ホームの列を抜かして横入りした人を殴ったとして、乗客に3,000㌦の罰金が言い渡されたというのがニュースに。
哀愁漂う。何も言うまい( ̄д ̄)y-~~