脱税チクリで税務当局から賞金
2015.12.23
シンガポールの税金(法人税、GST、個人所得税、優遇税制など)
今月15日にめでたく全て完了しました法人税申告ですが、年明けには個人の所得税申告があります。
先日、シンガポールの弁護士が脱税したとして懲役4週間と$118,341.78の罰金を言い渡されました。
ちょっと意味不明なんですが、シンガポールの弁護士Mr. Ong Cheongは、いわゆる開業弁護士でしたが、YA2007とYA2008の所得税申告において、実際の所得ではなく見積りの所得(なんだそりゃ)で申告したとのこと。その間の実際の所得は記事から推察するに2年間で40万ドル超のところ、実際に申告したのは2年間で10万ドル弱ほど。
追徴課税は約4万ドルで罰金は約12万ドル、とあいなりました。
懲役4週間というとても重い処罰からも分かる通り、シンガポールの税務当局IRASでは、租税回避や脱税を厳しく取り締まっています。他人の脱税行為等を見つけてIRASにいわゆる「チクリ」をした場合、密告者の情報が機密に扱われることはもちろんのこと、
なんと
今なら!
特別に!!