シンガポールクイズ解説:第26問
2020.11.30
シンガポールクイズ解説(Twitter)
シンガポールクイズ第26問
「現地法人」と「支店」の違いとして不適切なものどれか?— シンガポールの会計事務所CPAコンシェルジュ (@cpaconcierge) November 25, 2020
第26問、正解は「シンガポールで課税されるか否か」でした。正解者はいませんでした。。現地法人と支店の違いとして不適切なもの、ということですので、違いとして適切なものが3つあり、違いとはいえないものが1つあります、という問題となります。「法人格の有無」は現地法人は法人格を有しますが、支店そのものは法人格を有しません。「年次報告(Annual return)の期限は、現地法人は決算日から7か月、支店は決算日から8か月となります。「会計監査の免除規定」はいわゆる10ミリオン&50人判定は現地法人のみに適用され、支店には適用されません。「シンガポールで課税されるか否か」は現地法人も支店も変わりません(本社or本店で課税されるか否かではありませんので)。結果、3つの選択肢は「現地法人と支店の違いとして適切」であり、明らかに「現地法人と支店の違いとして不適切」なのは一つのみ、となります。