シンガポールクイズ解説:第24問
2020.11.25
シンガポールクイズ解説(Twitter)
シンガポールクイズ第24問
源泉税の対象取引として不適切なものはどれか?— シンガポールの会計事務所CPAコンシェルジュ (@cpaconcierge) November 24, 2020
第24問、正解は「海外への配当」でした。源泉税の対象取引として「不適切」ということですので源泉税の対象外の取引はどれか?という問題になります。実際の源泉税の徴収要否や税率は相手国との租税条約にもよりますが、シンガポール国内法としては「海外への利払い」は15%、「海外へのロイヤルティ」は10%、「海外居住者への役員報酬」は22%の源泉税率となります。「海外への配当」については、シンガポールはいわゆるワンティアシステムを採用していることもあり、源泉税は課税されません。