シンガポールの物価って実際どうなのか
2015.12.11
その他（日々のニュースや日常）
いくつかの調査機関が出している「駐在員の生活コストが高いランキング」ですが、昨日も労務関連調査会社（？）のECAインターナショナルが都市別ランキングを発表しました。
シンガポールは
アジアで8位、世界で18位
です。 意外ですね。
この手のランキングではいつも世界でベスト5には入る物価の高いシンガポール。我々のように、現地に住んでいる外国人からするとアホみたいに物価が高く、感覚値で東京港区と比べても1.2～1.5倍ぐらいの生活費だと思うんですが、今回のランキングでは、アジアですらもっと物価の高い都市が7都市あるという調査結果に。1位から8位まで、上から順に上海、北京、香港、ソウル、東京、広州、深圳、そしてシンガポールです。 東京の1.5倍の物価だと感じるシンガポール、、調査結果によるとシンガポールは東京よりも物価が安い、、、。
調査方法にもよりますが、うーん、なんででしょう。。。
これは
「ローカルとして日本に住む場合の生活費と、外国人としてシンガポールに住む場合の生活費を比べることはできない。」
ということですね。別の言い方をすると
「シンガポールも、実はシンガポール人からすると（我々外国人が感じるほどには）たいして物価が高くない。東京にいる外国人はもっとべらぼうに生活費が高い。」
ということなのかと思います。
確かにシンガポール人と外国人は、住居、食費、子供の学費に政府補助金などなど、、様々なところで生活費が大きく違います。
「シンガポールの物価は東京港区と比べても1.2～1.5倍」
という感覚値、ちょっと見直した方がいいかもしれませんと思いました。
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