シンガポールクイズ解説:第9問
2020.11.02
シンガポールクイズ解説(Twitter)
シンガポールクイズ9
シンガポール法人の資本金の大きさにより取り扱いが変わるものとして最も適切なのはどれ?— シンガポールの会計事務所CPAコンシェルジュ (@cpaconcierge) November 1, 2020
第9問、正解は「SBF(商工会)強制加入の有無」でした。これは難易度高かったですね。
日本だと資本金は様々なところに影響します。例えば交際費の損金参入制限、法人住民税の均等割りの税額、法人税の軽減税率の適用の可否、少額減価償却資産の損金算入などなどですが、シンガポールには基本的にそういった影響はありません。ただし、資本金が50万ドル(4千万円弱)以上になると、SBF(Singapore Business Federation)というシンガポール版商工会議所(JCCIとは別の純粋に現地の会です)のような団体に強制加入させられて、会費を支払う義務がありますので注意です。
https://www.sbf.org.sg/membership/types-of-membership-exemptions