シンガポール人の平均寿命と高齢者雇用補助金
2015.12.10
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平均寿命が世界一なのは日本で男女平均が84歳。しかし実はシンガポールも平均寿命が83歳で世界第2位(7か国同率2位)となっています。日本人の間では「日本人は日本食を食べているので長生き」というのは定説ですが、シンガポールの平均寿命も1歳違うだけではっきりいって平均寿命は同じです。
しかしこの平均寿命、最近では「健康寿命」の方がより重要だと言われていますね。シンガポールの健康寿命は2004年から2010年(古いです)で男性で2.7年、女性で4年も伸びたそうで、若いころの健康的な生活が寄与しているとのこと。
健康寿命が伸びることにより、これまでよりもより多くの高齢者が働き続けられることになりますが、近年のシンガポールは(外国人の受け入れ制限の強化のため)慢性的な労働力不足ですので、シンガポール政府では高齢者の雇用を推奨しています。例えば50歳超のシンガポール人を月給4,000㌦以下で雇用した場合に、月給の8%を上限にSEC (Special Employment Credit)と呼ばれる政府補助金が支給されたりします。
健康寿命についての元記事こちら
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SEC (Special Employment Credit)はこちら