ゴールキーパーサムライと点取り屋サムライ
2015.12.04
ビジネス会計人
昨晩は、過去の決算のミスの対処(が急遽舞い降りて、本来やらなければならない作業と重なった)のため、朝まで作業をしていました。普段4時とか5時に起きて夕方まで仕事をするスタイルなので、朝方に意識が飛びはじめ、ミスを繰り返すわけにはいかんということでちょっとだけ寝たんですが、つくづくこの業界って年中こういう事態に追われる業界だなあと再認識しました。
我々のような公認会計士、税理士、弁護士、不動産鑑定士、司法書士など、「士」のつく資格業はサムライ業ともいわれますが、一般的な士業に共通する基本的な役割ってなんでしょう?
私が思うに、多くのサムライ業の共通点って、
「お客様が法規制やルールに違反しないためのお手伝い」
ですね。これが多くの「一般的な」士業の役割だと思います。
これ、士業の方々はうなづいてくれると思うんですが、士業ってお客様に褒められたり感謝される「上振れ」よりも、怒られたりするような「下振れ」の多いお仕事なんですよね。だって「できて当たりまえ(むしろそれが仕事)」なんですから。
私はよく税理士の仕事をゴールキーパーに例えますが、「悪いところだけ目立つ」お仕事なんですよね。東芝の不適切会計などの監査法人が絡む事件なんか典型です。会計士なんか、粉飾の類のニュースでしか話題になりません。
思うに、多くの「一般的な」士業のお仕事はほとんどがゴールキーパーです。
しかし
ご存じの通り、私って、ゴールキーパーとかやる性分じゃないんですよね。
今後は点取り屋を目指そうと思います。
普通の会計事務所になっても面白くないですからね。
具体的アイデアはまだありません ( ̄д ̄)y-~~
一緒に考えてくれる同業者募集。
では。