既婚者であるという信用
2015.11.26
その他(日々のニュースや日常)
昨晩は久々に飲みに行ったんですが、飲みに行くとだいたい飲み過ぎてしまう悪い癖がありまして今朝は起きるのが遅くなってしまいました。
昨晩は自分も含み3人の経営者仲間で飲んでいたんですが、ちょっとだけ話の内容を共有したいと思います。
以前、確か日本から出張でいらっしゃって初めての御相談をされた方に、「あ、萱場さん結婚してんだ。そうなんだ~安心した。」と言われたことがあります。
思えば、家庭も会社も、人間が複数集まる団体であるということは同じで、夫婦なんてもともと他人同士で価値観が違うのは当たり前。子供なんて理不尽極まりない生物です。そういったアンコントローラブルな価値観の違う複数の人々を上手くマネージするという意味においては、家庭を持つことって会社運営の疑似体験であり、家庭を上手く回せる人って会社(少なくとも社内の人間関係は)も上手く回せる可能性が高いんだろうと思います。
そういった、解雇できない価値観の違う人々をマネージするためには、必ず「我慢する」「こっちが折れる」ということが必要で、忍耐力や一歩引く技術みたいなものが鍛えられるのが家庭である、ということなんじゃないかと思います。つまり、「家庭を持っている=忍耐力が鍛えられている」ということですね。
誤解を恐れずに言うと、独身ということはつまり、他人から一生の信頼を受けなかったもしくは他人に一生の信頼をしたことがない、もしくはコミュニケーションの修復ができなかった、人間関係を諦めたという、信頼関係の醸成・修復ができない人である可能性もありますし、特に海外になると、何か悪さをしたらまた別の国にひょいっと身軽に逃げられる負のリセット力は独身の方があるのは確かです。
もちろん個別事情があるでしょうから全員が全員そうではないと思いますし、気を悪くされる方がいらっしゃるかもしれませんで申し訳ないんですが、実際にそういう傾向はあるような気がします。