インターナショナルスクールの学費
2015.11.20
その他(日々のニュースや日常)
昨日、興味深い記事が回ってましたね。
子供をシンガポールでインターナショナルスクールに入れると、小中高の13年間(?)で最低でも合計50万ドル(4500万円弱)かかるという話題です。単純に一年平均すると1年間に学費が350万円弱ということになります。
日本の方は、よくある極論、ポジショントークかとお思いかもしれませんんが、
これはまぎれもない事実です。
シンガポールに教育移住とか、子供の教育ためにシンガポールに居るという話も多いですが、
いつも言ってますが
「お金があればいい国」
「お金があれば選択肢がとても多い国」
記事によると、この5年で学費は23.2%上昇したとのことで、今後5年も上昇見込み。
日本人はシンガポールの学校の種類を「ローカル校」「日本人学校」「インター」の3種類に区分しがちですが、全体でみると日本人学校もインターナショナルスクールの一つになるので、そう考えると日本人学校はやはり安いです。以前調べた学費に加えて入学金やらなんやらが加わって概算で出しても小中高で合計20万ドルいかないぐらいなので、日本円で1,700万円程度でしょうか。1年で150万円いかないぐらい。
参照→「子供の学費inシンガポール」
https://cpacsg.com/blog/blog/365.html
この事実をたどって何がその先に見えるかというと、世界中から「それだけ出せる人」が集まっているということでもありますし、そういう人が生活し、そういう価格帯の消費をしているマーケットであるということでもあります。しかしそれもシンガポールの単なる一面であり、多くの住民はそういう人ではないですから、新規進出時のフィージビリティスタディーでは注意が必要です。