シンガポールのオフィス賃料が下落見込み
2015.10.17
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シンガポールのオフィス賃料が下落傾向にあるようです。
ナイトフランクが世界の主要20都市で調べた「2018年までのオフィス賃料相場の見込み」という今後の動向ですが、主要20都市のうち、シンガポールが唯一の下落。ただえさえ高いサンフランシスコがさらに20%上昇、香港も12%上昇という見込みのところ、シンガポールは2018年までに3%下落という予想。
住宅の家賃はここ2年ほどずっと(政府の狙い通り)下落が続いておりまして、私のまわりでもコンドの契約更新時に月額で数百ドル下がったので更新したという話もちらほら聞こえてきます。一方でオフィス賃料は現状維持か、むしろ上昇という現状だったのが、大きく変わりそうです。
今後数年で、シンガポール政府の主導する人材の質も上がって、機械化・自動化が進み、賃料が下がって物価も下がると、リーズナブルな価格で良いモノ・サービスが利用できるようになるかもしれませんね。日本みたいにデフレを経験して、いかに安く良いモノ・サービスを提供するか学んだ方がこの国のためのような気がします。そこで超優秀なシンガポール政府がいかに舵を取るかというのも見たいですしね(^^)