EP給与はちゃんと払いましょう
2015.05.02
ビザ(EP等)など労務関連
おはようございます。
今頃メイウェザーとパッキャオは盛り上がっているでしょうか。もう勝負ついたでしょうか。気になります。
さて、現在、最低月額給与がS$3,300(30万円ぐらい)のEP(実際にはもっと高額にしないと出ないことが多い)ですが、あまりにも高いEP最低給与のために、一度4,000ドルとかを支給して、後で現金とかで1,000ドルバックとかする不正が横行しています。
先月も、建設会社のシンガポール永住権保持者が、2012年9月から5か月間に渡り、24人の外国人労働者から計S$85,380のキックバックを受けたとして、3週間の懲役とS$169,000の罰金となりました。
キックバックのケースとしては色々ありますが、今回のケースは、「雇用時にS$7,200払うことを要求」するものでした。監督官庁からの調査が訪れた際に犯人は担当官の腕をつかみ妨害したとのこと。
これ以外にも3月に、S$15,000の罰金と6か月の懲役になったケース、2014年にもS436,000の罰金となったケースもあります。
最長で2年間の禁固または最大S$30,000の罰金(またはその両方)ということですが、外国人従業員からいかなるものを受け取ってもキックバックと看做されますのでご注意を。