さて、創業後3年以内に消える会社が90%といわれる近年ですが、とりあえず無事に1年を駆け抜けたところで、いくつか思うところを綴ってみようと思います。

まず、業績という意味では良くも悪くも想定の範囲内のような気がします。おかげさまで今年の上半期にはキャパが一杯になるのはほぼ確実な状況で、さて拡大するのか受注を絞るのか、という大きな意思決定を迫られる状況といえます。当初数か月はそこまで仕事も多くなかったのでとても不安になりましたが、振り返って考えてみると、独立していきなりロケットスタートでサラリーマン会計士時代の給料を超えるとか、はっきりいってあり得ないですからね。ちなみに今が儲かっているという話ではないです念のため。

独立しようと思ったきっかけとして、市場全体を見て感じていた仮説と、自分のアクションと自分の強みや戦略については、ほぼピッタリと仮説通りといいますか、方向性については間違いない感じです。独立する前に感じていた「たぶん自分がシンガポールで独立すると顧客満足度ナンバーワンになるだろう」と思ってましたが、やっぱりそうだと思います。

一方で、サラリーマンも結構いいことあるなあと改めて思うことも多いです。仕事を離れれば仕事を忘れてもいいし、儲かったって儲からなくたって給料はあまり変わらないし、休みの日や出張中は不在自動返信メッセージで顧客対応しなくても何も変わらないし、有給休暇があるし、風邪引いて休んでも給料に影響ないし。。とまあ色々と。

しかしそれを差し置いてもやはり独立してよかったと思います。好きな時に仕事をし、好きな時に昼寝をし、好きな時に筋トレして好きな時にご飯を食べる。見積りも自分の好きな金額にでき、出張も自分で日程を決めて自分でアポをとり、付き合いたくない人と付き合う必要もなく、信頼を積めば積むほど自分に返ってくる。事業拡大も縮小も、事業多角化も意思決定は自分次第。それに、独立してかっちょええーーーみたいな高揚感もあったりｗ。

とまあこんな感じで、創業2年目です。
引き続きどうぞよろしくお願い致します。