弊社、シンガポールの会計事務所ですが、やっていることは日本でいうところの社労士とか司法書士みたいな業務も一部含んでいます。

 
　
よく聞かれる質問の一つが、「法人維持するのに必要なことってなんですか？」

です。

誰も人を雇っていない、基本的にまだ事業開始していない状況だとして法人の維持に必要なことは

・登記するための法人の住所（各種書類が届くので、書類が届いてもいい場所）

・カンパニーセクレタリー（登記上の名前と実際に少なくとも年に1回は作業発生）

・記帳（会計ソフトなどを使って取引を経理処理する作業）

・法定決算（記帳の結果できた決算書を英文の説明をつけて20ページぐらいのセットにする作業。日本でいう営業報告書に近い）

・法人税申告（決算日から申告期限までかなり時間ありますが）

・株主総会と年次報告書の登記（通常はカンパニーセクレタリーが作業して手配）

といったところですね。

人を雇うと色々と必要な作業が増えますが、人を雇っていない場合は上記ぐらいですね。弊社は上記の全てに対応していますが、業者によっては一部やっていない業者もあったりします。