CPF計算が1月から若干変更になってます
2016.01.29
ビザ(EP等)など労務関連
弊社、お客様の給与計算やCPF申告もお手伝いしてますが、2016年1月からCPFの計算方法が変更になっていますのでお知らせです。
変更点①従来、CPF計算の上限(固定基本給のみの話。変動給は別)が5,000㌦だったところ、1月から6,000㌦に引き上げられています。
変更点②50歳超の従業員のCPFレートが下記のように引き上げられています。
・50歳超55歳以下:雇用主負担、従業員負担ともに1%ずつ引き上げ
・55歳超60歳以下:雇用主負担のみ1%引き上げ
・60歳超65歳以下:雇用主負担のみ0.5%引き上げ
2015年の全体の雇用創出数がここ12年で最少だったというシンガポールですが、引き続き外国人のビザ引き締めは続くようです。外国人の労働力に頼るよりは、自動化、機械化を進めた方が「シンガポールが人気の無い国になった時」のリスクヘッジとしては有効ですから仕方ないですね。我々外国人はシンガポール政府の進む方向性を注視しながら上手く乗っかっていかなければなりませんので流れを把握することは重要です。