最近全然時間がなく、かつ人に会うこともあまりなく放置していたら髪の毛がずいぶん伸びてしまったので、月曜日に美容院に行ってきました。
　
切ってもらっているのは2年くらい前から伊東さんという、店長でもあり社長でもありトップスタイリスト美容師さんなんですが、今では一緒に飲みに行ったり、お仕事を頂いたりというお互いに公私混同パターンで仲良くさせてもらってます。マンゴスチンクラブとかによく掲載されてるDEVONSHIREという総合サロン内のthe cottageという美容院です。http://www.parti.com.sg/beauty/devonshire/

彼が今のお店を持つ独立前から切ってもらってるんですが、大体いつもビジネスの話で盛り上がります。

今回はこんな話で盛り上がりました。

リャンコートに、手堅く流行っているバーバー・ミナミという店があり、どうやら髪型を４つぐらいから選択する（4種類ぐらいしか髪型が無い）という斬新な制度らしく（違ってたらほんとすいませんどなたかコメントで訂正してください）、これ、日本でも流行るんじゃないかというのを私が熱弁。

仮にKAYABAヘアーという店名だとしましょう。

KAYABAヘアーでは、各店舗でA~Jの10種類の髪型からのみお選びいただけますが、各店舗で10種類の内容は異なります。高校生に人気の原宿店ではジャニーズの●●さん風のヘアスタイルAやロックバンド●●の●●さん風ヘアスタイルBが今ウケています。一方、有楽町店では髪の毛が薄くなってきたちょい悪オヤジ用のヘアスタイルAや、20代フレッシュビジネスマンスタイルのBが人気。

去年の流行語大賞が「KAYABAる」だったことからも、かつて無数の個人商店というイメージだった理容院/美容院もいまではすっかり「KAYABA」が「髪を切る」という代名詞となりました。1回900円という低価格戦略が成功し、店舗数は今ではローソンを上回ります。各店舗の店長は10種類を何に絞るか知恵を出し、消費者の間では「KAYABAの豊洲駅前店のCが変わったんだって。」とか、「おまえ、渋谷マルイ前店のFだろそれ！」というような話題がされています。

一方、KAYABAグループの会員制美容サロン「GEN」では、月額課金制を採用。何度利用しても月額会費は8,000円です。サロン内にはヘアサロン施設はもちろんのこと、ネイル、マツエクを完備。去年から一気に加速したフィットネスジムにクッキングスタジオも好評で、中も外も磨きたいファッション感度の高い女性のハートを射止めることに成功、女性の美容インフラに近付きつつあります。ヘアサロン、ネイル、マツエクという三大美容代金を合わせると、かつては月に1万円を超える女性も多かったところ、月額8000円で使い放題という値段設定も嬉しいですね。

みたいな。

というバカな話を伊東さんに浴びせ続けて1時間。伊東さんの名前を勝手に出してしまいましたが、まあ店の宣伝になるからいいでしょう。　

もちろん実行にしか価値はないというのは分かっているので、他の業界のことを考えるという単なる私の趣味であります。皆さんも朝から妄想に付き合っていただきありがとうございましたm(__)m