ビザ不正受給で懲役16カ月
2016.01.12
ビザ(EP等)など労務関連
外国人27人をメイド(FDW:foreign domestic worker)としてビザを申請させ、実際にはアーチスト活動やフリーランスの清掃員などとして働いていたとして、意図的に斡旋を、しかも人材紹介ライセンス無しにしていたフィリピン人女性が逮捕、懲役16カ月となりました。
住み込みの外国人メイドの雇用主(ビザスポンサー)というのは通常、雇う個人となりますが、この女性、雇用主として名前貸しをしてくれる個人をその都度探し出して、ノミニー雇用主による偽の雇用によるビザの申請をしていたようで、その外国人から3,500~4,000㌦の斡旋手数料(高い!)をとっていたようです。
外国人のビザを管轄するMOMは怒り心頭です。この斡旋した女性だけでなくビザを不正受給した外国人達も逮捕、それぞれ3,000~10,000㌦の罰金と4週間の懲役、それから母国への強制送還と、永久にシンガポールでの雇用禁止、それからノミニー雇用主にも、以後の外国人メイドの雇用禁止という措置がとられました。
この類のビザの不正受給、2万ドル以下の罰金と2年以内の懲役となりますのでお気をつけあそばせ。。
元記事こちら