シンガポールの法人設立数と閉鎖数の推移
2016.01.02
会社設立(法人設立)などシンガポール進出系
「最もビジネスし易い国ランキング」上位常連のシンガポールですが、設立するのは簡単なものの利益を出して事業継続するのは至難の業であります。
下記、統計庁(Department of Statistics Singapore)によるここ数年の法人設立数と法人閉鎖数の推移です。まだ2015年は出ていないと思われます。
・法人設立数
2008年:23,713社
2009年:24,386社
2010年:27,642社
2011年:29,987社
2012年:31,741社
2013年:34,976社
2014年:38,484社
・法人閉鎖数
2008年:9,973社
2009年:21,661社
2010年:14,359社
2011年:18,051社
2012年:17,327社
2013年:16,447社
2014年:17,618社
どうですか?
2008年以降、設立数は右肩上がりなんですね。
時期としては閉鎖数が設立数を追いかける展開になるであろうとはいえ、ざっくりいうと毎年3万社が設立され、2万社近くが閉鎖し、毎年1万社強の法人が純増していることになりますシンガポール。
私のイメージとしては、純増数の半分以上は「設立したけど動いていない休眠会社」もしくは「事業は徹底したけど閉鎖していない休眠会社」が多いとみてますので、数字ほどには増えていないとは思いますが、それでも純増なのは間違いないかなという感じです。
2015年の統計も気になるところですね。
2016年はAEC(アセアン経済共同体)元年ですし、ASEAN地域は中長期的に見て経済的には成長が続くのは間違いないでしょうけれども、シンガポールはどうですかね。。2016年はどうなるんでしょうか。
統計庁の統計こちら