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海外進出における英語の問題

2015.12.21

その他(日々のニュースや日常)

弊社、シンガポール法人設立なんかもやってますので新規進出の御相談も多く頂くのですが、その際に、「萱場さんは英語どうやって勉強したんですか?」とか、「英語全然ダメなんですけどどうやって勉強するのがお勧めですか?」とか、そういったご質問をオーナー経営者から直々に頂戴することがあります。昨日の話にも関係しますが。

 

 


私から本音でアドバイスさせていただくとすると、

 

 

 

 

ぶっちゃけた話、

 

 

 

 

今からビジネスの現場で使える英語を身に着けるのはほぼ不可能なので、勉強に費やす時間があるなら他のことした方がいいと思います。

 

 

 

 

10年以上前の話ですが、私の場合は、監査法人に勤務しながら早朝6時からテレビ電話でレッスンをして仕事に行き、オフィスでの残業の際は途中で抜けて近くの英会話スクールに通い、土日は一日4~5時間を英会話学校の時間無制限フリートークルームで過ごすという、そういう生活を監査法人時代に2年ぐらい続けて、さらに監査法人辞めてからプータローの時期に2年近く英語やりまくりましたからね。それだけの時間を費やしても別に英語は上手い方ではないですし、いまだに不便が多過ぎて困ります。

 

 

 

ただ私の場合、(goの過去形がwentというぐらいは知ってましたが)大学受験で英語の勉強は一切やらなかったので、普通に大学受験で英語の勉強を頑張った人は私ほどひどい状況ではないでしょう。また、私が英語の勉強を始めたのは25歳ぐらいの歳でしたから、もっと若い人やもっと地頭のいい人、それから(これが実は一番重要だと思いますが)もっとおしゃべりな人や、もっと人と話すのが好きな人はもっともっと吸収は早いでしょう。

 

 

 


しかし、30代や40代の勢いのある忙しい経営者が今から英語の勉強なんかやっても、ビジネスの現場で外国人と対等にやりあえる英語が身に着けるのはほぼ不可能だと思います。いや、例えば働きながら勉強して公認会計士試験を受かったとか、そういった「積んでるエンジンがそもそも他者と違う」ような別格の地頭の人は違うのかもしれませんが。

 

 

 

私もそうですが、「英語ができないまま大人になってしまった」というのは環境を恨むしかないです。さっさと自分は諦めて、自分の子供以降の世代がそうならないように環境を与えてあげましょう。

 

 

 

というのが私の結論であります。

 

 

 

ちなみに、「外国に住む」程度の英語でよければ、始めるのが遅くても大丈夫だと思います。

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