【海外インターンのリアル】シンガポールで働く現役大学生が語る
2019.07.12
インターンブログ
こんにちは。シンガポールの会計事務所でインターンをしている現役大学生TKです。常夏で有名なシンガポールの蒸し暑さに耐えながら、海外インターンを始めて早々と１ヶ月が経過しようとしています。今回は
「海外インターンって具体的に何やるの」
「海外でインターンをすると得られる経験って何」
ということについてお話しします。というのも、日本にいる大学生の中には
「海外インターンってよく聞くけど実際どうなの」
「海外インターンを通じて何が得られるの」
「海外インターンを実際にやりたいけど、何から始めればいいの」
といったことも含め様々な疑問を感じている学生が多くいると感じているからです。私自身もそうでした。今回はそういった過去の自分自身にアドバイスするような気持ちでお話ししていきます。
海外インターン生としてシンガポールに飛び込んだ私の心境
そもそもインターン受け入れ先企業にとって、短期間で日本に帰国することが決まっているインターン生に、１から実務を教え、仕事を振るのも酷なことと感じながらも、何らかの形で貢献できないかと日々考えます。
このままではお払い箱になってしまうと自分に言い聞かせながらも、自分の力量の小ささを感じざるを得ないというのが本音であったりします。
日々の業務は朝の８時から始まり、夕方の５時までとなっています。ローカルのスタッフを筆頭にシンガポールのワークスタイルにおいて仕事は原則定時まで。これでもみなさんやるべき仕事はしっかりと終わらせています。
「やっぱり海外は日本とはまた違ったワークスタイルだな」と改めて実感します。
シンガポールでインターンを開始して１ヶ月の間に取り組んだ仕事３つ
長い前置きはさておき、私たちインターン生がこの１ヶ月で主として取り組んできたことをご紹介しようと思います。
主には以下の３点です。
１. 海外会計ソフトのマニュアル作成
２. フロント業務の同行
３. 今回のようなブログ作成を通して、CPA CONCIERGEの認知度を広めること
また上記の業務に加えて、学生時代培った会計知識を活かした業務を体験させていただくこともあります。先日はとある会社の財務諸表のドラフト作成をやらせていただきました。CPA CONCIERGEでは各インターン生のやりたい事、技量に合わせて柔軟に対応してくださるので、上記以外にも各自のやりたい事を提案したりする事も可能だったりもします。
以下、各種やっている内容を少し掘り下げて、紹介していこうと思います。
１. 会計ソフト Xeroのマニュアル作成
１点目の業務は、会計ソフトのマニュアル作成です。海外進出している会社は財務諸表を英語で作成する必要があり、それに伴い英語ベースの会計ソフトを使用する必要があります。ただ、システム内の言語はもちろん英語ですし、使い方を調べても英語のソースしか出てこないという現実があります。そんな海外進出を狙う日系企業に向けてマニュアルを作成してるのが、この業務です。具体的には、使用法リサーチ（英語）→自社サイトに投稿（日本語）という流れです。
予め定めたターゲット層に向けて、創意工夫を重ねながらマニュアルを作成していくのも私たちにとっては良い経験になります。日本で学んでいた会計の知識が実務で行う業務にマッチングした際は、社会人経験がないこそ感じる新鮮さというものもあります。このような新鮮さはこのまま生涯を通じて、心に留めておきたいものです。
２. 新規お問い合わせのお客様や営業に来られる方との打ち合わせ同行
２点目の業務は、CPA CONCIERGEにお問い合わせのある新規顧客様や営業としてこられる大手銀行などの方々とのミーティングにインターン生として同席させていただくことです。
私自身、この経験がとても有意義に感じていて、ビジネスの現場を目前で体験することでビジネスの全体像をぼんやりと想像できます。また同時に私自身の無知さを知り、ビジネスマンとしての立ち振る舞いなどを学べます。日本で働く多くの方々 (特に大企業)は若いうちからこうした経験はなかなかできないものなのではないでしょうか。
３. CPA CONCIERGEの認知度を広げるサービス
３点目の業務は、CPA CONCIERGEのホームページ内のブログを通じて、来星 （シンガポールへ来ることを来星と呼ぶらしい）される方々へお役立ちの情報をお届けをすることです。
内容は、シンガポールでの生活のお役立ち情報から、今回のようなインターン内容、時には会計のマニアックな情報まで盛りだくさんで正しい情報をお届けします。生活のお役立ち情報などはインターネット上のどのサイトよりも詳しくお届けしていると社内ブロガー内で話題になっておりますので、是非各種ブログを拝見して頂けたらブロガー一同万歳で喜びます。
結論：海外インターンは「ビジネスの現場に触れたい」学生にぴったり
最後に、私インターン生の視点から、この1か月を通じて思うことは様々な企業と密接に関わる海外の会計事務所ならではの経験は言葉にできない程の面白みや多くの学びにつながると感じています。
また、国の政策によって各国から様々なお金が集まるシンガポールでは日本にはない経済のダイナミクスを感じることができ、日本では会えない方々に会うチャンスが沢山転がっています。
海外インターンは将来に日本も含め世界各地でビジネスを展開したいと考えている学生には非常にオススメできるものなのじゃないかなと思います。私自身も将来アジアのどこかで働くこともありかなと思ったりもします。
次のブログはここシンガポールで会計事務所を構えているCPA CONCIERGEの各スタッフの生活模様や働き方など内部の情報をお届けしたいと思っています。