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また取締役が取り締まられる

2015.07.27

シンガポール諸制度(会計、セクレタリー等

おはようございます。

またまたシンガポール法人の取締役氏個人に罰金という事例です。
Interasia SHHというシンガポール法人の取締役Tok Beng Tong氏(42歳)が434,000Sドル(4,000万円ほど)の罰金を科せられました。

 

原因は、、、

 

 

 

 

「税関に嘘の申告をしていた」

 

 

 

とのことです。

 

Tok氏、中国からジッパーやスライダー(Sliderってどういうものでしょう)を仕入れてヨーロッパに輸出していたところ、EUとの協定で関税の低いインドネシア産であるという虚偽の申告をして関税を低く抑えていたようです。

 

シンガポールの税関は、物流ハブたるシンガポールの世界での信用力を保つため、この手の不正には厳格に対応しています。初犯の場合であっても、10万ドル(900万円ぐらい)もしくは輸出入した金額の3倍の金額のどちらか大きい金額の罰金、and/or 最長で2年間の懲役が科せられます。

 

税関の申告が多そうな事業をやっている方、スタッフが作業している税関への申告内容、チェックしていますか?取締役個人に責任が及ぶこともありますので気を付けてくださいね。

 

元記事

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