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【2024年最新版】海外インターンでかかる実際の費用@シンガポール

2024.10.29

インターンブログ

こんにちは。シンガポールの会計事務所『CPAコンシェルジュ』インターン生のMocciです。

今回の記事では、海外インターンでかかるリアルな総費用@シンガポール(2024年版)を現地からお伝えしていきます!

世界一物価の高い国として知られるシンガポールですが、実際に滞在するのにかかる費用はどのくらいなのでしょうか。

今回は現役インターン生の家計簿を特別に公開します!

 


 

【海外インターンでかかる実際の費用@シンガポール】

 

それでは早速、結果をどうぞ!

 

・渡航前、シンガポール到着直後に必要な費用

※海外保険は保険期間によって値段が異なります。

※仲介会社への手数料: 筆者はCPACのインターンに直接応募したので負担なし。

 

・1か月あたりの生活費(1ドル=112円計算)(2024年6月~10月の為替レートを参照)

※執筆日までの5か月間の滞在でかかった総費用を月割計算してみました。

 

以上により、シンガポールのワーホリビザ上限の6か間滞在する場合の総費用としては、

 

 

と見積もることができます。

滞在先や現地での交友範囲などで個人差はあると思いますが、現地での生活費には最低でも月20万円は必要になりそうです。

 


 

さすが、世界一物価の高い国といわれるだけありますね。シンガポールで日本と同程度の水準で暮らすのはやはりハードルが高いと感じます。

筆者は現時点で5ヶ月ほど滞在しているのですが、これまでの生活を通して、シンガポールでの生活に必要な金銭感覚がある程度分かってきました。

できるだけ費用を抑えつつ、最大限に生活を楽しむために意識していることを以下でお伝えしていきます。

 

【各費用について詳しく】

 

【宿泊費・家賃】 家賃の超高額なシンガポールで、いかに安くて良い物件を探し当てるか

シンガポールの地価は世界的に見ても高額で、上昇傾向にあります。このため、宿泊費・家賃は生活費のなかでも特に大きな割合を占めます(筆者の場合は45%)。

インターン生としてセントラルエリアにあるオフィスに通勤する場合、周辺の家賃は国内でも比較的高額なため、通勤がストレスにならない範囲で郊外エリアの物件を上手に見つけることが予算を抑えるコツです。

 

さらに、長期インターン生の方は「ユニット(フラット)シェア」というシェアハウス形式の物件に滞在するのが一般的です。

ユニットシェアとは、HDB(公営住宅)やコンドミニアム(マンション)の一室を複数人で共有する形態です。ルームシェアとは異なり、自分専用の寝室を持つことができる一方でシェアメイトと共にリビングやキッチン、バスルームなどは共用です。これにより、家賃を大幅に抑えることができ、シンガポールの物価高にも対応しやすくなります。

家賃などの大きな固定費を抑えることができれば、その分の予算を他に回すことができるので、ここはしっかりと情報を集めながら賢く選びましょう。諦めなければ、きっと理想の滞在先を見つけることができるはずです!

 

以下のブログでその実体験を紹介しています。

インターン生の物件探しレポ (別タブが開きます)

 

【食費】 ホーカーセンターを利用して手軽にお腹を満たす

シンガポールではスーパーで食材を購入するにしてもレストランで食事する場合でも、高いと感じることが多いです。しかし、選択次第では低く抑えることも出来ると感じています。シンガポールは外食文化がとても発展しており、ホーカー(Hawker)という屋台の複合施設が国内に120か所ほどあります。1食4~8ドル程度でチキンライスやラクサなどのローカルの食事を楽しむことができます。味もそれなりに美味しいですし、バラエティも豊富なのでおすすめです。

HDBやコンドミニアムの周辺には大型のホーカーが設置されていることが多いので、物件を契約する際には、近くにホーカーがあるところを見てみると食費を減らしやすくなるかもしれません。

 

シンガポールの国家環境庁(NEA)が国内の主要なホーカーセンターの場所を示したマップを公開しています。ご参考までに。

https://www.nea.gov.sg/our-services/hawker-management/overview

セントラルエリア中心地のホーカーセンターLau Pa Sat(ラオパサ)。夜にはサテーの屋台が並び、連日大賑わいです。

 

【通信費・交通費】 インフラが充実、しかも料金はお手頃

シンガポールで生活していて、通信・交通などのインフラは日本以上に充実している印象を受けます。

筆者は普段のネット通信には「SingTel」のSimカードを利用していて、最安の月額プランをTopUp(チャージ)しながら利用しています。月15ドル(約1,700円)で20GBとマレーシアでのローミングが含まれており、通信速度も安定しています。

また、バスやMRT(地下鉄)も発達しており、日本に比べ安く利用できます。(端から端まで乗っても2.5ドルくらい)

Grabタクシーも日本より安く、そのうえすぐに手配ができます。移動手段が見つからずに困ることはありません。

 

過去のインターン生の方がシンガポールの交通手段について詳しくまとめてくれていました。

シンガポールの交通手段徹底解説 – おすすめ移動手段6選

 

【娯楽・交遊費用】 遊びにどれだけの熱量を注ぐことができるか

インターン生の生活費のなかで、最も削減しやすいと思われる費用は娯楽費かもしれません。しかし、筆者はここを無理に減らすのは逆にもったいないと感じます。プライベートの遊びもインターンと同じく経験への投資です。少しでも多く充実した経験を得るために妥協しない方が良いと思います。

 

 

【生活用品費】 ダイソーが生活に欠かせない

シンガポールでの生活が始まった当初は地元の日用品店を探すのは思った以上に大変で、特に初めての土地ではどこに何が売っているのか、想像することもできませんでした。

そんな中、日用品は百均でおなじみの「DAISO」で揃えることができました。物干しラックやスリッパ、収納ラック、ハンガーなど生活に必要なものがすべて揃っていて、本当に助かりました。また、2ドル均一という安価でわかりやすい価格設定で、日本発の小売店なので安心感があります。ローカルのお店に慣れるまでの間、ダイソーは本当に重宝しました。

 


おわりに

シンガポールは通信・交通費は比較的安価な一方で、家賃や食費を含む生活費全般が高く、総合的な生活コストは高くなりがちです。インターンを始める際は、余裕を持った予算計画が重要になります。

 

今回の記事ではシンガポールでの海外インターンに必要な費用についてご紹介しました。海外インターンは国内のインターンと比べると、大きな費用が必要になりますが、実際にはインターン先からの給与で支出の一定額をカバーすることができています(有給の場合は、ほとんどが半年以上の長期インターンシップです)。そのため、実質的な負担額は私費での海外留学などに比べるとかなり軽減されます。

 

海外に興味がある方、海外で就業経験を積みたい方には海外インターンは魅力的な選択肢なのではないでしょうか。このブログをお読みの皆様も、ぜひ勇気を持って挑戦してみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

筆者について -ABOUT THE AUTHOR-

Mocci(モッチ) 

『CPAコンシェルジュ』のインターン生。現在は大学4年生を休学中で、インターンと並行してUSCPA(米国公認会計士)の学習中。CPACでのインターンシップとシンガポールでの生活をもとにインターンブログを執筆中。

 

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