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【シンガポールの住居の探し方】 インターン生の現地体験レポート

2024.08.01

インターンブログ

おはようございます。Mocciです。今日も暑いですね。

私はシンガポールの会計事務所「CPAコンシェルジュ」でインターンをしております。
ようやく住居も決まり、先月からは自転車でオフィスまで通勤しています。会社にもシンガポールの生活にも少しずつ慣れてきて、毎日が楽しくなってきました。

 

そこで今回は、「シンガポールでの家探し」をテーマにシンガポールの住居様式や探し方について、私の実体験を交えてお話していきます!

 


 

シンガポールでワーキングホリデーや長期滞在を考えている方にとって、住居の確保は生活の質を大きく左右する重要な要素です。住環境によって快適さが全く変わるため、慎重かつ迅速に良い物件を見つけたいところです。

 

住居の選択肢 -HDBかコンドミニアム-

シンガポールに日本からワーホリで来られる方(18~25歳の若い長期滞在者)には主に「HDB」と「コンドミニアム」の2つのタイプの住居が特におすすめです。さらに、できるだけ費用を抑えるコツとして、ユニットシェアを検討されることをおすすめします。

ユニットシェアとは、HDBやコンドミニアムの一室を複数人で共有する形態です。ルームシェアとは異なり、自分専用の寝室を持つことができる一方でシェアメイトと共にリビングやキッチン、バスルームなどは共用です。これにより、家賃を大幅に抑えることができ、シンガポールの物価高にも対応しやすくなります。

(ユニットシェアのイメージ図)

※Master bed roomは部屋に専用のシャワー付きで家賃高め。bed room1,2のような部屋にすると家賃が抑えられます。

 

 

 

以下に、HDBとコンドミニアムの特徴を比較しました。どちらの住居が自分に合っているかを判断する参考にしてみてください。

HDB

Housing Development Board

政府が提供する公営住宅です。比較的安価で、地元の人々との交流が楽しめることが魅力です。

賃貸契約期間:最低6か月

家賃相場:約800~1,200シンガポールドル(ユニットシェア)

施設:周辺施設が充実(ホーカーセンター、スーパー、交通機関へのアクセスが良い)

おすすめポイント:家賃を抑えたい方、ローカルの文化、生活に溶け込みたい方に最適

コンドミニアム(Condominium)

 

プールやジムなどの施設が充実しているマンションで、HDBより価格は高めですが、快適な生活を送ることができます。

賃貸契約期間:最低3か月

家賃相場:約1,500~2,500シンガポールドル(ユニットシェア)

施設:プール、ジム、バーベキューエリアなどの施設が充実、セキュリティあり

おすすめポイント:共用施設やセキュリティ管理が充実しているので、日々快適に過ごしたい方におすすめ

 

 

住居の探しの方法 -どこで、どうやって探す?-

住居の選択肢が分かったら、次に気になるのは「どこで、どのように物件を探せばいいのか」という点です。シンガポールでの住まい探しは、一見難しそうに思えるかもしれませんが、実際にはコツを掴めば日本よりスムーズに進めることができます。私自身の経験やオフィスのスタッフに聞いた話から、住居を効率的に探す方法や、事前に知っておくべきポイントについてお伝えしたいと思います。

 

1.  不動産ポータルサイトの活用

シンガポールでは、Property Guru、99.co、SRXなどの不動産ポータルサイトが活発で、詳細な物件情報や家賃相場が簡単に確認できます。人気エリアや条件の良い物件は競争が激しいため、気になる物件を見つけたらサイトからすぐにエージェントに連絡するべきです。

 

2. エージェントと連絡を取る

不動産サイトで気になる物件を見つけたら、すぐにエージェントに連絡を取りましょう。サイト上からでは得られない詳細な情報、例えば部屋の状態やルームメイトの情報、賃貸契約の内容(最低契約期間、保証金、初期費用やその他追加費用)を確認できます。

また、物件の内見のリクエストをして実際の状態をチェックしに行くことができます。

 

3. 内見に訪れる

エージェントと連絡を取り、条件が確認出来たら内見に行きましょう。内見の際は以下のポイントをチェックしてみてください。

-物件の立地

-物件の状態(窓の有無、トイレ・シャワーが仕切られているか、共用設備をチェック)

-セキュリティ

-周囲の環境(騒音、周辺施設)

-住人、同居人の国籍と人数

ユニットシェアを考える際には、特に同居人の国籍や人数を把握しましょう。同居人と異なる文化や習慣に対する理解ができそうか、英語でのコミュニケーションが取れるかも確認しておくと、共同生活がしやすくなります。また、人数が多いと共有スペースが混雑することがあるので、事前に同居人の人数を確認し実際に生活していけそうかを判断するのがベターです。

 

4. 良い物件が見つかれば契約!

条件の良い物件を見つけたら迷わず契約することをお勧めします。良い物件はすぐに借り手が決まってしまうので、出会いの瞬間を逃がさないように迅速に行動しましょう!

 

最後に -筆者の経験談-

私はシンガポールに到着してからの最初の2週間、オフィス近くのカプセルホテルに滞在しながら、主に「Property Guru」という不動産サイトをひたすらチェックしていました。何度か内見を重ねた結果、最終的には快適なコンドミニアムを見つけることができました。そうした中、サイトで見つけた物件がどんどん成約していくのを目の当たりにし、即行動即決断の重要性を実感しました。

執筆者の滞在先のコンドミニアム。プール・ジム・BBQエリアなどが利用できて月$850。休日は一日コンドミニアムでくつろぐこともあります。

 

 

 住居の探し方まとめ

・ワーキングホリデーで長期滞在の方にお勧めなのはHDBかコンドのユニットシェア

・住居探しは不動産サイトを用いて内見から契約まで進めることができる

・賃貸物件は流動性が高いので、迅速に行動するべき

 

以上です!

今回は、シンガポールでの住まい探しを少しでも楽に、そして効率的に進めるための情報をご紹介しました。このブログをご覧の方々の住居探しが成功しますように!

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