シンガポールのエアコン
2015.10.21
その他(日々のニュースや日常)
東南アジア経済の中心シンガポールは赤道直下です。年中暑いですが最高気温は30度から32度ぐらいで安定していて灼熱というほどでもないので快適といえば快適です。
常夏なので当然ながらエアコンが必須です。50年前にマレーシアからスピンアウトし独自採算の道を歩むことになったこの国がまず始めたのはエアコンの整備。暑いと人は働かないとして建国の父リークアンユーは全てのオフィスにエアコンを整備したといいます。
そんなエアコン大国シンガポールですが、実際に使っているエアコンは、、、
とってもショボいです。
自宅の賃貸契約上、四半期に1回エアコンのメンテナンスを業者にしてもらうのが義務となることが多いシンガポールですが、そのエアコンが壊れる壊れるw。経験上、2月に1回ぐらいの頻度で水漏れや無反応などのトラブルが起き、日本のエアコンのように省エネで室温を感知してその温度に保つとか、そういった機能のないエアコンが大半です。我が家のコンドのエアコンも吹雪のようにビュンビュン吹きますし、室温を一定に保つ機能がついているのはついていますが、何故か一定時間経つと吹雪モードになったりします。
「シンガポールの物件って家賃高いけどショボいよね。」
という会話の次にくるのがエアコンの話題といっても過言ではありません。
要するに頭痛の種のシンガポールのエアコンですが先日、「2016年9月からは省エネ基準2つ星のエアコンしか輸入してはいけない」ということを政府が決定しました。現在は省エネ基準1つ星が最低基準とのこと。ちなみに1つ星から2つ星に省エネ機能が上がると年間で100ドルの電気代節約になるそうです。
今日もエアコンの吹雪が顔面直射で唇がバサバサになりながら仕事します。では。