歯磨き粉チューブはポイ捨てしろ
2015.10.18
ビジネス会計人
最近、iPhone6Sを買いました。真ん中の容量の64MBなので$1,218。日本円にしてざっと10万円ということでとっても財布に痛い一撃であります。
しかし、自分にとってのiPhoneは仕事道具でもあり、他のどんなモノよりも一緒にいる時間が長く、時間単価で考えるとそんなに高い買い物でもないので躊躇はありませんでした。一日2時間、2年間使うとしたら時間単価で$1を切ります。娯楽で1時間$1なら考え物かもしれませんが、仕事道具だとするとそんなに高いモノでもないです。
そもそも買い物というのはメリハリなので、何にお金を投下するかというのは、使用頻度とかそれによるリターンで合理的に決めるべきだと思うわけです。
今仕事で使用しているMac Book Proもスペック最高のものを使っていますが、iPhoneにしても、資金投下する価値に値するものであればそこはケチケチするところではないわけです。
日々の生活にしても同じことが言えると思うんです。例えばですが、$5ぐらいの歯磨き粉のチューブの残りが少なくなって、指がギリギリ痛くなるほどに絞りとるぐらいなら、早めに諦めてポイって捨てて新しいのを買った方がいいです。指を痛めてストレスを感じながら頑張っても、追加で搾り取れるのは金額にして$1にもなりません。
ただ、人によって求めるリターン(効用)が違うので、そこは自分なりの分析が必要かもしれません。投下するのがお金ではなく時間の場合も同じだと思います。
そういう意味では、家具とか、服とか、テレビとか、外食(議論あるのは分かります)なんかはリターンが低いので個人的には重視しません。数字をはじくとお酒なんかは飲まない方がいいですが、そこは私にとってはリターンがあるのでOKです。ただ、外でお酒を飲むと得られるリターンを越えて高いので基本的に家飲み限定。外で$100するボトルワインは、家飲みなら$30で飲めます。
逆にリターンの高いものは、上述の仕事道具や、最近ではタクシー、旅行、肌に触れたり体に取り込むモノ(食材とか洗剤とか)、それから子供のオモチャや絵本など。こうやって整理してみると、取り戻せない健康や体験や、時間に関するものが多いような気がします。
皆さんにとっての「歯磨き粉チューブ」や「iPhone」、どんなモノが思い浮かぶでしょうか。。