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フィリピン人が差別的発言で懲役4か月

2015.09.30

その他(日々のニュースや日常)

明るい北朝鮮と揶揄されることもあるシンガポール。発言の自由がないという極端なことを言う人もいますが、根拠のない政治批判や民族批判など、国の安定を損なう可能性のある一部の発言は統制されますが基本的には自由です。
 

しかし、資源がないシンガポールが唯一保有する財産は「ヒト」であり、東京都23区程度しかない国土のこの国は、世界各国と繋がることで建国から50年繁栄してきました。この国の繁栄を支えてきた重要なポリシーとして、「多民族国家」があり、これを乱すような民族差別的発言、投稿は厳格に罰せられます。

 

 

今月、シンガポール在住のフィリピン人男性Eds Ello氏が民族差別的発言をフェイスブックに投稿をし、シンガポール人とシンガポール在住フィリピン人との関係を損なう内容であるとして4か月の懲役となりました。

 

 


投稿した内容は、「シンガポール人は敗者。フィリピン人はシンガポール人に比べて強者であり勝者である。フィリピン人はシンガポール人をのさばらせてはおかないし、奴らの職も、女性も、未来さえも奪い、いつかシンガポールはフィリピンが吸収してフィリピン国シンガポール州にしてやる。」

 

 


など。

 

 


多くのシンガポール人が彼の投稿を警察に通報し御用となった模様。

 

 


Eds氏、警察の尋問に対し、フェイスブックのアカウントが乗っ取られて誰かに投稿されたなどと言っていたようですが事実を認めたようです。

 

 


4か月の懲役のあと、ビザ剥奪とフィリピンへの強制帰国、それから未来永劫のシンガポールでの労働ビザ不発行というおまけがついてきます。

 

 


我々もこの国では外国人であり、ルールを知らないとまずいことになります。本人はその気はなくとも、知らずに違法なことをしてしまっているということも十分あり得ますので、最低限の情報収集はして自己防衛をしてくださいね(^^)

 

元記事こちら

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