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シンガポールの大卒初任給

2016.04.10

ビザ(EP等)など労務関連

引き続き日本におります。昨日、車であちこち行っていましたら、ランボルギーニを2台、ポルシェも3台ぐらい見ました。私が日本に居た頃はランボルギーニなんて1年に1回ぐらい、ポルシェなんかも半年に1回ぐらいしか見ないようなイメージだったんですが、何か変わったんですかね。

 

さて今日は、シンガポールの大卒初任給のお話です。金曜日にMOEから色々と発表されていましたがとりあえずこれを見てみましょう。

 

 

シンガポールにはいわゆる大学と呼ばれる学校が3校しかありません(あってます?)が、それぞれの大学卒業者の初任給調査の一覧です。

 

 

NUS(総合的にトップ大学)
https://www.moe.gov.sg/…/educa…/post-secondary/files/nus.pdf

 

 

SMU(経営・経済などビジネス系に強い)
https://www.moe.gov.sg/…/educa…/post-secondary/files/smu.pdf

 

 

NTU(理系が強い)
https://www.moe.gov.sg/…/educa…/post-secondary/files/ntu.pdf

 

 

一言で相場観をまとめると3,000ドル台中盤というのが全体平均でしょうか。初任給が高いカテゴリは、法律、ビジネス系、医療系などの昔からある高学歴高給取りな職種。ざっくりとですが4,000ドル台前半から後半ぐらいなので、日本円でいうと30万円~40万円というところですかね。これに加えてコンピューターエンジニア系が4,000ドル台前半あたりに位置していまして、ビジネス系と並ぶほどの高給取りになっています。ここ数年で急激に上昇しこれからもどんどん上がるという状況なのかなと個人的には想像してます。繰り返しですが、これらは大卒の初任給の平均です。

 

 

10年以上前ですが、私が日本で大手監査法人に入った時(当時の会計士補ってやつですね)の初任給が確か475万円(年)だったように記憶してます。残業代を乗せると600万円ぐらいだったかもしれませんが、基本給としては上記のシンガポールの初任給が高いカテゴリと似たような金額になりますね。日本国内の他の一般の大卒初任給に比べてもらい過ぎと個人的には思ってましたが、在学中に学業に専念して競争力をつけたという意味ではひょっとしたらそれなりに正当な対価だったのかもしれません。

 

 

もしこのページを高校生の方などが読んでいただいているとすれば、「これから先、世の中はこう動く。そうなるとこういう職が求められる」というように、時代を読んで専攻を選ぶというのも重要かもしれません。一番おススメなのは、とりあえず偏差値の高い大学に入って、時頭も良くてビジネス好きな友達を探して、一緒に学生起業することかなと思います。

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