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年齢で区別しない方がいいんじゃないかと思ってたけどやっぱり区別した方がいいんじゃないか説

2015.12.03

ビジネス会計人

話が長くなりますが、昔々、大阪の大手監査法人に勤めていた時、東京の他部署から東京の会計士の先輩が転部してきまして、
 

「大阪ありえない。例え監査法人内の部下だとしても、いち専門家でありプロであるのにもかかわらず、プロとして扱ってもらっていると思えない。部下の公認会計士に対して普段からオマエ呼ばわりだし、感情的に怒鳴ったりするし、敬語使われないとか居心地悪い。」

 

 

と憤慨して東京に戻っていった方がいました。

 

 

私はその監査法人のその部署が初の社会人経験だったので、部下をオマエ呼ばわりして怒鳴ったりすることが普通(ちなみに私は部下をオマエ呼ばわりしたことも怒鳴ったこともない)だと思っていたので、

 

 

 

「東京の人ってお堅いなあ。あんたのいた部署がそうだっただけで、実際東京でもそんなことないやろ。適応能力の無い人やなあ。」

 

 

 

 

 

と当時は思っていたのですが、その後東京で働くことになって、本当に年もキャリアも関係なく全員敬語で話をする東京人達を見て、

 

 

 

 

「あの時あの人の言ってたことホンマや。これはあかん。」

 

 

 

 

と思い、東京時代はいかなる人類にも敬語で話をすることを徹底してました。転職後の中途採用だったので「同期がいない」ということや、タメ年の上司がいたりという環境もあったとは思いますが。

 

 

 

 

しかし、仕事上は確かにそれで問題なかったんですが、実際、年齢や立場など全く関係なく全員に敬語を使ってみて感じたことは、

 

 

 

「敬語を徹底することは”色々な問題を事前にさらっと回避できる”が、仕事を離れて一歩入り込んだ仲の良い人間関係を構築するための障害になる」

 

 

 

ということでした。特にタメ年や年下に対して敬語を徹底していると、タメ口だったらもっと仲良しになっていたはずであろう関係も、敬語を使っていることが何かうっすらと目に見えない壁になり、無意識にそれ以上踏み込めなくなってしまう、ということです。つまりより強固な「仲間」をつくるにはタメ年以下に対する敬語を止めるのが早い、と感じました。

 

 

 

今一番良いと思うのは、

 

 

 

「お互いあまり知らないうちは敬語、年齢がタメ年か年下に対しては徐々にタメ口に変えていく」

 

 

 

ことです。

 

 

 

しかしこれが難しくて、私はなかなか上手くできません。さらっといつのまにかタメ口にできるコミュニケーションの達人が羨ましいです。

 

 

 

皆さんはタメ年以下の人に対して敬語ですか?タメ口ですか?

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