会社設立の際の主要事業の決定(会社設立、法人設立)
2015.10.20
会社設立(法人設立)などシンガポール進出系
弊社は会社設立(法人設立)の代行もやっていますが、シンガポール法人を設立する際の登記事項の一つに、「主要事業」があります。
実際にシンガポール法人を設立する際には、Singapore Standard Industrial Classification (SSIC) という事業コードから選択することになります。事業コードに選択肢が無い場合は、一番近いと思われるコードを選び、詳細(自由入力)のところに記載します。
こちら2015年SSICコード表です。
エクセルで整理された一覧を見たい方はこちらのClassification of Industriesのエクセルをダウンロードしてください。
キーワードによるSSIC検索はこちら
ちなみに各事業の一番最後の事業コードでn.e.cがついているものが多いですが、‘not elsewhere classified’の略で、「その他」になります。例えばベーグルの製造をするとすると#1071あたりのパン工場のコードを見ますが、おそらくベーグルだとbiscuits、bread、cakes、confectioneryのどれにも該当しないでしょうから、事業コードとしては#10719のManufacture of bakery products n.e.c.を選択し、説明としてManufacture of Bagelと記載するというような意味になります。
主要事業の登記は2種類までしかできませんので、複数ある場合はより主要と考える事業コードを二つ入力することになります。
最後にライセンスとのからみですが、ライセンスが必要が事業をやる場合は、主要事業として入れておいた方がよいでしょう。例えば人材紹介業をやる場合には人材紹介業(色々ありますがそのうちのどれか)が主要事業として登記されていることが必要になります。