シンガポールの日系ケーキ屋さんといえばChef Yamashitaですね。私もよくタンジョンパガープラザ2階にあるChef Yamashitaにケーキを買いに行きますが、毎回顔を出してくれて挨拶してくれる気さくな山下シェフのケーキ屋さんです。

 

 

【Chef YamashitaのHPから転載】

 

 

HPこちら

CHEF YAMASHITA

 

Mon to Sat – 10am – 6:30pm

Sun & PH – 10am – 4pm

 

住所

BLOCK 1,TANJONG PAGAR PLAZA #02-44,SINGAPORE 082001

シンガポールには他にも日系ケーキ屋もありまして、例えばGlace、Florという2店舗をご存じかもしれません。しかしどうやらこの3店舗、ググっただけで真実は知りませんが、どうやら全て山下シェフのケーキ（Glaceはもう違うのかも）のようです。私もシンガポールに来た当時、美味しいケーキが全然ない状態でたどり着いたのがGlaceのケーキで、実は知らず知らずに長年お世話になっていたといえます。

 

 

 

そんな山下ケーキに囲まれているシンガポールですが、昨日、とある用事がありましてシンガポールの秋葉原といわれるFunan Deginal Mallに行きました。1階の入り口を入った一番いいところにケーキ屋さんのFlorがあるではありませんか。

 

 

 

一瞬テンション上がりました。最近ケーキ食べてないし買って帰るのもいいかもしれない。一瞬そう思いました。

 

 

しかし、よく見ると売っているのはローカルのおばちゃん（間違ってたらごめんなさい）で、小さい子供の面倒を見ながら店の奥で座ったまま、、売る気ゼロに近い状態。。シンガポール的にはごく普通の光景ではありますが、せっかく美味しい山下ケーキを売っているのにもかかわらず、結局私は、店の前を無言で通り過ぎてチラ見しただけで、立ち止まることはありませんでした。

しかし後から振り返ってみると、自分が無言で通り過ぎてしまった原因はひょっとしたらおばちゃんではなく、あの薄暗くてオタク的雰囲気のシンガポールのアキハバラモールのせいだったのかもしれません。。

 

 

いや確かに、若くて愛想のいい可愛い女の子がユニフォーム着て販売していたら買っていたかもしれません。でもたぶん、そもそもあのアキハバラモールに入った時点で、無意識に自分は「ケーキとかそういうキラキラしたモノは買わないムード」であった可能性が高く、おばちゃんはそれを覆せなかっただけなのかもしれない。。。

 

 

 

そう思いました。

 

 

 

美味しいものは美味しそうな場所で美味しそうな人に売らせる。キラキラしたモノはキラキラムードを演出し、どんよりしたモノはどんよりムードを演出して売る。おしゃれな店にダサい人は入店させず、ダサい店にはオシャレな人は入店させない、こういった統一感が実は重要なんじゃないかなあと思いました。