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現役時代はシンガポール、老後は日本

2015.10.05

その他(日々のニュースや日常)

日本語だと「父親育休」とでも訳しましょうか。パタニティリーブ(Paternity Leave)なる言葉が世界にはありまして、奥様が出産された後で父親が子育てのために取得できる有給休暇、つまり父親の育休ですね。

 


昨日の少子高齢化問題に関連しますが、8月の独立記念日にシンガポール首相から発表された「パタニティリーブを現状の1週間から2週間に伸ばすのを奨励し、政府はこれを支援する」を受けて、SingtelやDBS、OCBC、それからConcorde Hotelなどがパタニティリーブの2週間への引き延ばしを表明しました。有給休暇の「有給」の部分はシンガポール政府が企業に補助金を出します。

 

 

日本で育休というと基本的には母親の産後の延長期間みたいなイメージで、父親の育休というのは一般的ではないと思います。東証一部上場のサイボウズの社長が父親育休を2週間取得し、かなり話題になりましたが、一般の企業だとまだまだ取得する社員は少ないでしょう。

 

 

私はシンガポールの企業に勤めているわけではないので、取得状況はよく分かりませんが、そこは東南アジアなのできっと日本よりも取得している男性は多いのではないかと思います(詳しい方教えてください)。

 

 

シンガポールでは、女性も産休を1か月ぐらいしかとりませんし、自宅には住み込みメイドがいて子育てを手伝ってくれたりしますし、「企業と出産、子育ての形」というのも国それぞれですね。シンガポールが子育てしやすいというのはよく言われますが、子供が小さく仕事バリバリという現役時代はシンガポール、老後は日本、というのがベストのような気がします。

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