税務申告ペーパレス化
2015.09.03
シンガポールの税金(法人税、GST、個人所得税、優遇税制など)
おはようございます。
シンガポールの税務申告、例えば法人税申告、GST申告、個人所得税申告、源泉税申告など各種ありますが、去年まで法人税申告の一部は紙ベース必須だったところ、今年から売上規模などに関わらず全ての税務申告について電子申告が可能になりました。
とはいえ現場はまだ紙ベースが主体のようで、2014年実績で電子申告はまだ全体の41%に留まっています(2012年22%、2013年31%と毎年10%前後ずつ割合は増えていますが)。データは去年まで電子申告が認められていたForm C-S様式の割合のみ、つまり電子申告が認められていなかったForm Cについては母数に入っていないと思われます。
【IRASの元記事から転載】
電子申告によると、法人税申告期限が11月末から12月15日まで延長されますし、電卓で計算する金額をウェブサイト上で自動計算してくれるところも増え、間違いが減ります。おまけに申告書にサインして郵送するという究極の無駄な作業が減り、全員がハッピーです。
ちなみに2014年1月~2014年12月末までに決算年度末を迎えたシンガポール法人の法人税申告期限は今年2015年の12月15日(電子申告の場合)になります。もう受付が始まっていますので、今すぐにでも申告してしまっても構いません。
元記事こちら
【参考:シンガポールの法人税率】
【参考:GSTと日本の消費税の違い】