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資格の罠

2015.07.04

ビジネス会計人

おはようございます。
日本出張にきていまして、多くの方々から多くの最新情報をお聞きし、投稿するビジネスネタは溢れんばかりなのですが、一応このfbページは会計士のページなので、会計士関連のお話を。

 

 

昨日、会計士協会主催の研修会で「会計士の魅力向上のためには?」というようなテーマで、約30名程度の会計士の方々とディスカッションをしてきました。

 

 

そもそも会計士は職業として何が良くて、何が悪くて、悪い点はどうすれば良い点に変えられるか、自分の子供に勧めたい職業にするにはどうしたらよいか?というような議論でした。

 

 

公認会計士資格の良い点と悪い点ってどういうところでしょうか?

 

 

私はシンガポールで独立開業したという若干珍しいタイプなので、日本に居る会計士の方々とはズレた視点なのかもしれませんが、一般的なありきたりな意見は割愛して他の会計士が挙げていなかったポイントを挙げてみますと、

 

 

①公認会計士という資格を取ると、会計以外のビジネスに手を出すインセンティブが(特に精神面で)無くなり、ビジネスの幅を狭めることが多々ある。

 

 

②公認会計士資格は日本の資格なので、そもそも海外では使えないものであり、せっかくとった日本の公認会計士の資格を有効活用するために「海外に出る」という選択肢を持たなくなってしまう。

 

 

意識していない方も多いでしょうが、意外に当たっているのではないでしょうか。要するに公認会計士という資格を取ることで、資格が通用する領域という「枠」を作ってしまい、枠から外の世界に出ることがなくなってしまうということですが、公認会計士に限らず他の資格、例えば弁護士も司法書士も同じことが言えると思いますがいかがでしょう?

 

 

御自身がやっている仕事、子供に勧めたいですか?

 

 

逆に子供に勧めたい仕事はなんですか?何故それを勧めたいのですか?

 

 

悩ましいですね。

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