STAFF VOICE : 大森
Q1.日本での証券会社勤務を辞めて、シンガポールで働こうと思ったきっかけを教えてください。
きっかけは前職の証券会社で日々株価を眺めていくうちに、数十年後の日本経済への不安が積みあがってきたからです。
そのため、より国際的かつ自由なビジネス環境のシンガポールで、今後日本経済が低迷しても海外で働くことを選択肢の一つとして生きていくためのスキルを身につけたいと思いました。
私は会計も英語も不安だらけの身一つでシンガポールに飛び出してきましたが、今はその決断が良かったと感じています。
Q2.英語と日本語を使う比率はどれぐらいなんでしょうか?今のお仕事にどれぐらい英語力が必要ですか?
業務中は英語を使う頻度の方が多いです。
ローカルスタッフとのコミュニケーションや監督官庁への問い合わせ、業務においてもほとんどの書類は英語です。そのため基礎的な英語力は必須です。
ただ、CPACスタッフは日本人とローカル比率が半々くらいなので、業務中に日本語も普通に話しますし、クライアントは日本人の方が多いのでミーティングは基本的に日本語で行います。
Q3.典型的な一日のスケジュールを教えてください。
私はオフィスにて法人設立や決算関連などの業務を行っていますが、クライアントとの打ち合わせやCPAC主催の勉強会などで外出する機会も多いです。
(一日のスケジュール例:ミーティングや勉強会のある場合)
7 :00~ 起床。
8 :00~ バスで移動。移動中に英語の勉強。
9 :00~ 出社。クライアントからのメール確認、回答。
10:00~ クライアント先でのミーティング(決算打ち合わせ等)
12:00~ 昼食
13:00~ 記帳や決算書類作成などの会計業務。
16:00~ CPAC別オフィスにて定期勉強会(テーマは国際税務など)
20:00~ 退社。移動中に英語の勉強。
21:00~ 趣味のギターを弾いたり、資格の勉強など。
23:00~ 就寝
上記のスケジュールはあくまで一例ですが、シンガポールという国の性質上、業務時間はかなりフレキシブルです。
Q4.今の会社に入社して、これまでで自分が成長したと思える点はどんなところですか?
私のような年齢でも自分が担当の業務は裁量を持たせてもらえるので、自分で物事を判断する力とそれを実行する力は向上したかと思います。
前職の社員が数千人の環境では、裁量はあってもごく僅かであったり、会社や上司の意見はある意味絶対だったので、この経験はとても刺激になっています。
また、シンガポールに来てまだ半年ですが、毎日英語に触れるため英語力についても着実に成長している実感があります。
Q5.今、このページを読んでCPACで働いてみようと思っている方へメッセージをお願いします。
もし海外で働くことに興味があるなら、どういうスキル(英語や会計の知識など)を身に付けて海外に行こうか悩み続けるより、私がそうであったように思いきって海外に飛び出してみるのも一つの選択肢かと思います。