STAFF VOICE : 萱場
Q1.そもそもシンガポールにきたきっかけを教えてください。
一言でいうと、萱場家の子孫代々の繁栄、子供たち、孫たちの未来のためです。
Q2.なぜ日本ではなくシンガポールで事業をしているのでしょうか?
同業者が何万社とある日本でやるよりも競合が少ない海外の方がビジネス上の優位性があること、アジア勃興の時代に、ヒトモノカネジョウホウが集まり会計税務(特に税務)のキーポイントとなるのは香港かシンガポールであること、日本と距離が近く時差が少ないこと、それから、生活の質、将来の展望や国としての先進性、教育の質などを総合的に勘案すると、これ以上の国は無いと思います。
Q3.同業他社との違いはなんですか?
与えられる裁量と責任が大きいことと、それにより一人一人が当事者意識を持ち、コミット力が高く、それによりさらに裁量と責任を持つ、という好循環の環境、が特徴かと思います。逆にやる気が無いとついてこれない厳しい環境、といえるかもしれませんが、組織としては様々な個性が集まった方がよいので、在宅ワークや時短などのパートタイムも認めつつ、それぞれの持ち場を切り盛りしてもらっています。
Q4.今の社員、未来の社員の皆様へメッセージをお願いします。
社員の皆様はご存じの通り、弊社は、会計等をベースとしたプロフェッショナル達が展開する「事業会社」です。
事業会社ですので、いかにお客様への付加価値を高めつつ、リスクと工数を下げあるいはシェアリングして利益体質にするか、組織としてアセットを蓄積し、アセットを皆で利用することでいかに1+1=3にするか、を常に当たり前に考え実行していきます。
繁忙期を乗り切った瞬間、気が緩んで過労で倒れるのが常識、という会計事務所業界を変え、失点の時だけ目立つゴールキーパーのようなポジションから脱却し、単なる作業屋ではなくお客様が本当に価値を感じていただけるような、シンガポールでビジネスをするために無くてはならないエコシステムの一端を担います。そして我々自身もエコシステムを一緒にエンジョイしていきます。
この時代、IT起業家を見て、「登る山を選び間違えた」と思ったこともある会計人もいるでしょう。
しかし、我々会計人だからこそ価値を提供できることも意外と多いのです。
「好きなことを仕事にする」は、我々の業界では叶わないと思っている会計人も多いでしょう。
しかし、コミットしてみると意外と仕事も面白いものです。
時代は大きく変わってきていますし、これから変わるスピードはさらに早くなっていきます。お客様のためにもならず我々のためにもならないような業界常識は一緒に変革してしまいましょう。そして共に発展していきましょう。
社員の幸せ無くしてお客様の幸せは実現できないと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。