「駐在」と「現地採用」の違いはなんですか?
一般的に「駐在」とは、日本本社に雇用され、本社の指示でシンガポール拠点に一定期間赴任する働き方をいい、赴任国やそのタイミング、日本への帰任やそのタイミングなどを自分で決められない(会社の辞令から1か月後に日本帰国ということもある)代わりに、シンガポール駐在中は家賃手当など好待遇を受けながら就労する勤務形態をいいます。
一般的に「現地採用」とは、日本本社との雇用関係はなく、シンガポール現地の企業シンガポール現地の企業(ローカル企業や日系シンガポール法人や日本人が起業した現地の会社など様々)に直接採用されている勤務形態で、家賃手当といった待遇が無い代わりに会社の指示で海外赴任や日本への帰国をさせられない(自らの意思でシンガポールに残って勤務できる)働き方です。
派生用語として「駐在待遇の現地採用(家賃手当などの支給を得つつ自らの意思でシンガポールで働き続けられる待遇など)」や、「駐妻(シンガポール駐在の妻としてシンガポール在住する日本人)」、「グローバル採用(米国GAFAMのような、世界中それぞれの国で採用もするし他国への異動も本人の希望でできるといった国にとらわれない働き方)」といった言葉もあります。