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望まざる相手

2015.11.28

ビジネス会計人

弊社、基本的には全ての法人(シンガポールの)に対してサービスを提供することができますので、市場というかターゲット層が広いです。

 

 

その代りといってはなんですが、お問合わせをいただく方も多種多様でありまして、当然ながらいい人も悪い人も、大歓迎な人もそうでない人もいるわけです。具体的には言えませんが「望まざる相手」の多くのケースでは、先方がお金を払う側、こちらがお金をもらう側という力関係から生まれる態度の違いというのが原因であることが多いように思います。

 

 

 

よく悩むのは、業者としてそういった「望まざる相手」を突き放すか否かです。既存顧客であれば契約解除するか我慢して続けるか、見込み客であれば契約を諦めそれ以上時間を使わないようにするか契約締結まで諦めないか、という意味になるかと思います。

 

 

 

ウチでいうと、既存のお客様はおかげさまでというか、私がこういう感じなので馬が合うお客様ばかりで問題ないんですが、逆に考えると、いいお客様ばかりという状況は、自分が「望まざる相手を突き放してきた結果」なのかもしれないと感じることがあります。もっというと、「顧客を選ばなかったらもっと事業拡大してたんじゃないか」ということです。

 

 

 

そういう意味では、「望まざる相手」に対していかに平静を保ち仕事に繋げるかというのが商売のキモというか、会社が大きくなるか否かの一つの境目であるような気がしてます。

 

 

 

正直、突き放すことは簡単です(性格によってはそうでない人もいるでしょうが)。しかし、冷静になって考えてみると、突き放すことってたぶん、、、

 

 

 

 

 

自 己 満 足 以 外 の 何 物 で も な い

 

 

 

 

 

と思うんですよね。小さい子供のワガママと一緒です。

 

 

 

 

「いや、もう結構です。ウチと契約していただかなくて大丈夫です。さよなら。」

 

 

 

 

 

こうやって言ってスッキリして、後に残るのはなんでしょう?

 

 

 

 

 

なーんにもありません。

 

 

 

 

 

当然売上もありませんし、困難を乗り越えて契約を勝ち取った営業経験にもなりませんし、諦めたことで人間としての忍耐力も後退し、良い評判も回らず、なんにも残らないどころかむしろ事業上確実にマイナスです。

 

 

 

とはいえ、人生なんのためにあるんだということを考えると、さて「我慢して望まざる相手に対応する」ことが必ずしもよいことなのかというと疑問もありますが、事業の拡大ということを目的にするのであればまあそうなのかなと感じます。

 

 

 

「望まざる相手」に対する対応、皆さんどうしてますか?

 

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