シンガポールの選挙権
2015.09.04
シンガポール諸制度(会計、セクレタリー等
おはようございます。
シンガポールは今まさに総選挙の真っ最中です。再来週にF1シンガポールがありますが、その前の週の来週9月11日が投票日です。
【写真はシンガポール政府のウェブサイトから拝借】
シンガポールでは選挙の投票が義務となっています。
投票にいかなかった場合はどうなるでしょう?
まず、懲役にはなりません。
しかし投票者名簿から外されて次回以降の選挙権も被選挙権も無くなります。
ただし、投票しなかったことについて説明をするか、もしくは指定のフォーマットにその理由を記載して提出し、認められれば選挙権は復活します。認められる理由としては、例えば海外出張だったとか、海外留学中だったとか、海外旅行中だったとか病気だったとか、そういうものです。
説明が認められなかった場合、S$50払えば選挙権が復活します(あっさりw)。。。超余談ですが、元記事には「SG50だから50ドルというわけではないw」と書かれていてちょっとウケますw。
結局カネかい!と思うかもしれませんが、国としてこのS$50で稼ぎたいならもっと復活料を高額にすればよいところ、S$50程度に抑えているところをみると、本当に投票率を上げるための施策なんだなあと思います。
日本でもマイナンバーが導入されますが、マイナンバーを導入するとこういう「誰が投票したか」というのも追いやすいのでとても便利。日本も上手く使って上手く運用して欲しいですね。
元記事こちら