おはようございます。
先日、夢を見ました。とあるめでたい席で、軽いタッチで隣の席の女性に侮辱的な態度をとられたことに対して我慢できず、自分がキレて宴を台無しにする夢でした。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私は結構、自分の主張は空気も読まずに言ってしまうタイプです。言っていることは理論的というか戦略的には正しいことを言っていると思っていますが、日本人特有の空気感というか、協調性というか、そういうのは欠けている人間です。夢の中のような「キレる」ということは人生で一度もありませんが、自己主張は強い方です。

そういった主張に対して気分を害す方もたぶんいらっしゃって、最近はそこがとってもとっても大きな悩みなわけです。ビジネスパーソンとして経営者として一人の人間として、「人間力アップ」、もっと言うと「愛される人間」にならないと、もう一段上のフェーズに上がれないと確信しています。

夢の中でキレたことも、夢の中とはいえ自分の意思でキレたわけで、侮辱されて5秒ほど飲み込んで、「いやいやいやいや、我慢ならんわ。ここはいったらなアカンわ。」と思ってキレ始めたわけで、とてもリアルな自分の意思でした。

独立開業して、自分も小規模ながら経営者になり、事業が成功している経営者の方々にお会いする機会も増えましたが、そういった方々はほぼ間違いなく紳士的で人の文句や悪口を言わないタイプです。もともとそうだったのか、経営していくうちに磨かれてそうなったのかは分かりませんが、個人として自己主張しなくても、「事業が勝手に主張してくれる」から自己主張する必要がないともいえますし、あれだけ事業が成功しているのにどんだけ控え目やねん！と、逆に何も主張しないことがぐいぐい主張してきます。

先日、グーグルが持ち株会社アルファベット社の設立を発表しましたが、それと同時にグーグル社の新CEOの就任が発表されました。新CEOについて「インド出身のグーグル新CEO　サンダー・ピチャイが愛される理由」という記事にもこう書かれていました。

「最後に勝つのは人から好かれる人物なのです」