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会計士のキャリア

2015.06.29

ビジネス会計人

おはようございます。
昨日は、日本から旅行中の若手会計士の方のキャリア相談(単なる雑談ともいう)を受けました。自分自身、まだ何も成し遂げてないですが、まあ一応キャリアだけは中堅ぐらいになってきたのと、シンガポールで独立開業しているというちょっとした変わり者なので若手変わり者からは先行事例として見ていただいているのかもしれません(^^)

 

 

独立開業すると、過去のキャリアを振り返ってもあまり意味がないので後ろを振り返ることがありませんが、今回は自分のキャリアを振り返るいい機会になりました。

 

 

勤務会計士の場合、大きく「長期勤務組」と「転職組」に分かれますが、自分の場合は独立開業した今を1社としてカウントすると4社目にあたるわけで、いわゆる「転職組」なわけです。

 

 

振り返ってみると監査法人から始まり、会計事務所勤務と海外勤務を挟んでから独立に至ったわけで、オールラウンドプレーヤーとしては悪くないバランスかなと思います。まあシンガポールに来た時は独立するなんてあまり思ってませんでしたので独立するためのキャリアパスを意識していたわけでもないですが。

 

 

10年ほど前になりますが、当時監査法人に勤務していた時は、あまりにも未熟過ぎて、かつ生意気過ぎて監査という仕事の意義というか良さが実感できなかったわけですが、よくいわれる「様々なクライアントの中身を見ることができて面白い」というのは本当にとても大きいと思います。一つの事業会社の経理部に勤務したり、独立開業したりすると、「他の会社はどうやってるんだ?」というのが知りたくても知りえない状況になったりします。

 

 

ただ、大学を卒業してから監査だけやっているとその良さというのがよく分からないこともあるので、一度監査法人から出て、もう一度監査法人に戻るというのはとても意義のあることだと感じます。監査をする側からしても意義が実感できるし、外を見てきた会計士の経験というのは、監査しかやったことない会計士に比べてクライアント寄りの思考回路ができているのでクライアントからも信頼されやすいでしょう。私のまわりでも監査法人出戻り組もいますが、きっと以前とは違う充実感で仕事をしているんだと思います(ということでいいですよね。。。ね。)。

 

 

もし私が監査法人を組成するとしたら監査以外の経験がある会計士だけを集め、新卒で採った新人会計士には必ず外部出向を義務付けることをしたいなあと思ったりします。私が監査業界に戻ることはないと思いますが。。。w

 

 

そんな弊社ですが、シンガポールで一緒に頑張っていただける若手会計士を募集してます。詳しくはこちらで。

 

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