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リークアンユー語録

2015.03.24

その他(日々のニュースや日常)

おはようございます。
昨日お亡くなりになったリークアンユー初代首相、シンガポールに縁のない方にはピンとこないかもしれませんが、史上最高の政治家であったのではないかと思います。隣国のマレーシアから蹴り落とされ、独立という名の破門を突き付けられたこの超小国が、たった1代でシンガポールを世界経済のトップに押し上げたのはまさに奇跡です。

 

 

徹底した合理主義と経済重視、そして独裁により、「それは分かってるけどさあ・・・」みたいな、やるべき政策が各種利害関係により実行されない、というようなことは許さず、あるべき姿を有無を言わさず実行し続けた人です。

 

 

暑いと人々は働く気を失うとして徹底的にエアコンの導入を進め、小国が生き残るには外国を上手く使い使われる関係にならなければならないとして英語を公用語化したクークアンユー氏、いくつか語録を引用してみたいと思います。

 

 

「シンガポールに問題があると感じたら、私はいつでも起き上がる。病床からでも、墓に葬られてもだ。」

 

 

「教育によって管理者を育てることはできるが、指導者をつくることはできない。今の私の70%は持って生まれたもので、20~30%を学んで身に付けた」

 

 

「世界中から才能のある人々を呼び込むことで、300万人の国民が生み出す以上の活気ある経済を創出できる」

 

 

「移民に門戸を開かなければ日本の衰退は不可避。私がもし英語を話せる日本の若者だったら、恐らく国外移住を選ぶだろう」

 

 

「人々を喜ばせ続けるためには、2つのうち1つをすればいい。ひとつは、彼らを満足させる何か、よりよい食べ物や衣服、住まいを与えることだ。それができないのなら、素晴らしい未来についての展望を与えるのだ」

 

 

「シンガポール統治はトランプ遊びではない。あなたと私の人生がかかっているのだ。私は生涯をかけてこの国を築き上げてきたし、私の目が黒いうちは誰にも壊させはしない」

 

 

「高学歴女性がより多くの子どもを生み、その比率は下がらないようにすべきだ」

 

 

「西欧で根付いた民主主義体制は、アジアでは安定した政治を生まない」

 

 

「人生に後悔はない。人生の大半をこの国のために費やしてきた。わたしがすべきことはこれ以上無い。人生を投じて得たものは『シンガポールの成功』。諦めたのは『自分の人生』だ」

 

 

リークアンユー氏のような人が日本にも現れてくれるのを願うばかりです。

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