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フリーランスのビジネスモデル

2015.03.20

ビジネス会計人

おはようございます。
先日、個人アカウントのFBで議論になった話をこのFBページでも共有したいと思います。

 

 

リンク先のブログ、簡単にいうと「フリーランスは1分1秒が食っていくための真剣勝負であり、無駄に時間もお金も使えない。大企業のお気楽サラリーマンは気楽にタダ働きを要求してくるな!」というフリーランスの悲痛の叫びを表現した内容になっています。

 

 

この内容について、FBでコメントをいただいた方もリアルでご意見をいただいた方も含めて私のまわりの意見をまとめると賛否両論で、「そういうビジネスモデルをしてる自分が悪い」「そう思っててもブログで書いてはいけない」「その通り。それが理解できる顧客だけと付き合えばよい」というご意見がありました。

 

 

で、結局自分が思う短期的な解決手段というかフリーランスが不足しているのはブランディングもしくはストーリ作りで、究極的には「自分はどこを目指しているか」なんだなあと思いました。

 

 

まずは短期的な解決手段について。

 
結局、価値を感じてくれれば報酬はついてくるし、何に価値を感じるかというのは、ブランディングでありストーリーなんだろうなあと思いました。ストーリーというのは様々な側面があって、例えば大企業サラリーマンを顧客にするのであれば、いかに大企業内で稟議が通りやすい業者になれるか、顧客側のストーリーを想像して稟議に強い業者に変身することが結構大事。例えば単価については価格競争に陥らないような「何故この業者にこれだけの価格を払うのか」に関するストーリーを想像する、例えば、親会社で同じ業者を使っているから、単価は高いけど子会社も同じ業者にしよう、あえて他の業者を選んで失敗すると責任をとらされるし、とか。最近どこかのブログで読んだ面白い話「著名バイオリニストが正体を隠して路上で演奏してみたが、チップは全部でたったの30ドルだった」という話も、結局ブランディングというか、背後にあるストーリーに対して人は喜んでお金を払うわけです。

 

 

次に究極的に「自分はどこを目指しているか」について。

 
大きく分かれるのは、「とにかく利益追求。稼ぎを最大化できればその他は気にしない」のか、それとも「一定程度の稼ぎがあれば、あとはやりたいこと重視」なのではないかと思います。これは自分で商売を始めてみないと実感が湧かないかもしれません。ある意味、前者も後者の一部で、やりたいことが「金稼ぎ」といえるかもしれませんので、そういう意味では「自分はどうやって人生を過ごしたいのか」というのが究極的な判断基準です。自分はこれまで「稼ぎ重視」の人間だと認識していたんですが、最近仕込んでいる新しいサービスも、自分の意向を具体化させていくほど「稼ぎ重視」とは離れていくので、ひょっとしたら自分は稼ぎ重視の人ではないのではないかと思ったりもします。

 

話題のブログはこちら↓
「サラリーマンは自営の気持ちがわからない」

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